固形石鹸で髪を洗うようになって4カ月が経ちました。バスルームの断捨離をきっかけに、マルセイユ石鹸を選んだいきさつは、下の記事に載せてあります。
髪にケミカルな合成シャンプーが浸透している人ほど、石鹸での洗髪は手こずりますが、私もその一人。試行錯誤してやっと自分なりの方法が身についてきたので、手順をアップしておきます。
まず用意するもの。熟練者の記事を研究して、Amazonで注文したのはマルセイユ石鹸(サボン・ド・マルセイユ)、ねば塾のクエン酸、シリコンのシャンプーブラシです。
- 髪はブラッシングして、お湯で充分に予洗いします。3分間は洗いましょう。
- 石鹸を手で転がして泡を作ったら、地肌をマッサージするように髪を洗います。2度洗いしても、あまり泡が立たなくて物足りないかもしませんが、お湯の予洗いで汚れの大半は落ちています。
- すすぎが最も大事。シャワーだけじゃなく、シャンプーブラシで梳かしながら洗面器で何度もゆすぎます。髪に張り付いた石鹸成分をよーく落とさないと、後でベタベタになりますからね。
- 洗面器に小さじ1杯のクエン酸をお湯で溶いて、髪をジャブジャブと漬けてリンスします。何度もゆすいで洗い流します。
- あとは普通にドライヤーで乾かせば終わり。ブラシに石鹸カスが付いたり、根元が固まった感じになるかもしれませんが、髪に入り込んだ合成シャンプーの成分が抜けてくるとベタベタが収まります。個人差があるそうですが、私は2カ月かかりました(半年かかる人もいるらしい)。
ちなみに石鹸洗髪2回目までは、ごっそりと髪が抜けました。排水溝を見て「四谷怪談のお岩さんか!」と怖くなったほど。でも3回目からはピタッと止まりましたよ。今では家の中に落ちている抜け毛が減って、掃除機をかけるのも楽です。
私は白髪染めにヘナ&インディゴを使っていますが、色の退化を防ぐのに、石鹸シャンプー&クエン酸リンスは相性が良いようです。カットに行った美容院では「健康な髪ですね。ブローで光るし、サラサラしてます」と褒められました。この歳にしてバージンヘアも夢じゃありません(笑)