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歳を隠すのをやめました

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おもてなしには割り箸を使わない


マイ箸ブームって、その後どうなったんでしょうね。割り箸は森林伐採に繋がるので、エコのために自分の箸を持参しようという運動だったと思います。それに対して、間伐材だから構わないとか、中国産割り箸メーカーによる陰謀だとか、いろんな意見が出ました。

 

ズボラな私にはマイ箸は面倒で、箸へのこだわりはありませんでしたが、自宅での割り箸には頭を悩ませておりました。お弁当や出前に付いてくる割り箸は、捨てるのがもったいないので溜まっていきます。お客様が来たときに使おうとすると、箸袋がまちまちで統一感なし。自分は塗りの良いお箸を使っているのに、お客様には安い割り箸を出すのも体裁が悪い気がします。

 

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キッチンの引き出しを占領していた大量の割り箸をついに断捨離。お客様にはシンプルで温かみのある竹の箸を使っていただくことにしました。

 

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桜上水の竹清堂で買った竹の箸。創業明治四十年という竹工芸品のお店ですが、この箸は1膳が400円とリーズナブルなわりに、指の当たる部分が持ちやすく美しい曲線になっています。

曲げわっぱの半月盆に、箸置きとともにセットすれば、テーブルセッティングは高級料亭の雰囲気に。器に盛るのは家庭料理であっても、見栄えがぐんと良くなります。

 

千利休は一膳一膳小刀で自分で削って作った箸で、客人をもてなしたとか。たかが箸一膳、されど箸一膳、日本人にとって食事の基本ツールであるお箸には、おもてなしの心を現したいと思います。