NHK-BSプレミアムで放映されているドラマの告知で、女優の長谷川京子さんが出演したトーク番組を見ました。相変わらずの美貌、二児の母とは思えない若々しさはもちろん、素敵だなと思ったのはモデル時代に培ったセンスです。
着ていたのはストライプのカットソーに花柄のスカート。普通だったら絶対に合わせないアイテムなのに、グリーンの色合いがマッチして、上手な外し方を心得た着こなしになっていました。
柄オン柄のコーディネートは私も時々チャレンジしますが、ここまで勇気を出していいんだと、良いお手本を見た気分です。さっそく取り入れてみました。
今回はエスニックで行ってみよう。クローゼットから出したのは、20年前に有楽町阪急で買ったアン・クラインの巻きスカートと、5年前にネットで買った派手なプリント柄のトップスです。汗染みが目立たないプリントの服は夏に重宝します。
どちらもごちゃごちゃした柄なのに、実は共通点があります。似た色合いの茶系と赤系がミックスされていること、そしてペーズリー柄であることです。大きさと線の太さが異なるペーズリー柄なので、気付くまではただのミスマッチかと思われますが、この仕掛けを発見すると頭で納得。コーディネートの意図が見えてくるのです。
謎解きをするのが好きな人間の頭脳を利用したおしゃれ。ハセキョーのおかげで、一緒になるはずのなかった二つのアイテムが新しい出会いを生んでくれました。