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皮膚が痒くなる柔軟剤の断捨離


起床してシャワーを浴びたら、手足や背中に沢山の引っ掻き傷を見つけました。どうやら寝ている間に掻きむしったらしいのですが、乾燥による痒みならもっと早くからありそうなのに、今ごろなぜ?

 

原因は久しぶりに着た冬用のパジャマでした。3月に洗濯して仕舞っておいたのを、8か月ぶりに着たのですが、思い当たるのは洗濯の時に使った柔軟剤です。

 

衣類を柔らかく仕上げるために柔軟剤は、すすぎが終わった段階でも成分が衣類に付着して、繊維の摩擦を軽減するようにと、界面活性剤が多量に使われているのだそうです。これが皮膚に接触して、炎症を起こしたのが原因と思われます。

 

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しかもエステル型ジアルキルアンモニウム塩のような陽イオン界面活性剤は、衣類に残留していると、次の洗濯のときに洗剤の効果を無くすと言われています。繊維の奥に絡みついた皮脂の汚れが落ちなくなるんですね。

いくら洗っても加齢臭が消えないのは、雑菌のエサとなる皮脂のたんぱく質が洗いきれていないからで、これを香りの強い柔軟剤を増やして消そうすれば、衣類は雑巾臭く、皮膚は痒くなるんじゃないでしょうか。

 

生活用品の断捨離を進めている私は、春から合成洗剤と柔軟剤をやめて、生協で作っている「液体せっけん あおぞら」だけに変えました。おうちコープに配達を頼んでいるので詰め替え用(599円)しか買えませんでしたが、箱が破れることもなく使えています。これに変えてから皮膚のトラブルは起きていません。

 

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最も多く含まれている成分は下の画像の通り。

 

 

 

 

純石けんが28%です。柔軟剤を使わなくても柔らかく仕上がり、ドラム式洗濯機で洗えるというので選びました。タオルなど少々ごわつきはありますが、肌に触れるものは安全性を重視したいと思っています。

 

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ちなみに洗濯用合成洗剤のラベルは下の画像。最も多く含まれている成分が界面活性剤22%です。

 

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痒みをもたらしたパジャマは液体せっけんで何度か洗濯して、柔軟剤をきっちり落とすことにしました。もっと寒くなったら乾燥性皮膚炎が出てくるかもしれませんが、専用の高い薬品は買いません。

予防のためには、ドラッグストアで安価に手に入るワセリンがいちばん。ワセリンは肌の角質層に浸透することなく、油分の膜が保護効果を持続させるので、副作用がなくて安心です。ベッドに入る前に、小さじ半分の量を手のひらで温めてから擦り込んで、心置きなく眠る準備をすることにします。

 

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