大学生になってメイクアップに目覚めた頃、化粧品を買い漁っていました。ファンデーションはリキッドじゃ物足りなくて、マットなケーキタイプ。母が使っていたカバーマークまで拝借していたと思います。コールドクリームでのマッサージも教えてもらい、化粧水から美容液までのフルコースで入念にお手入れしてましたが、どんどん肌は乾燥して汚くなっていきました。
そんなときに偶然見つけたのが、日本消費者連盟の「あぶない化粧品」という本。高価な化粧品の中身がいかに化学薬品だらけか、原価はどれほど安いか、大手メーカーの陰謀が暴かれていたのです。愕然としたのをきっかけに、20代にして化粧品を断捨離し、私のメイクアップはごくごくシンプルな方法に変わりました。洗顔も水だけ又は固形石鹸で、基礎化粧品の類は何も使いません。
洗顔後に肌から天然の潤いが出てきたら、メイクアップのスタート。米粒1個分のワセリンを顔に薄く伸ばして、ルナレーナのさらさらタイプのコンパクトパウダーをパフで軽く乗せます。色はパウダーライト(C01)という、もっとも明るく透明に近いカラーです。乾燥している日はこの上に、マリアナ・キチェットの水スプレー"Moisturizing Mist Complex"をシュッと一吹き。しっとりとパウダーが馴染みます。
これからの季節は日焼け対策が必要ですが、ルナレーナのパウダーはSPF13&PA++なので、今のところは大丈夫。中川正七商店・麻之実油のUVクリームという、天然由来成分100%の日焼け止めを楽天で取り寄せているところです。
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ポイントメイクの 化粧品は安すぎて恥ずかしいかも。ドラッグストアで揃えたアイブロウペンシル、アイライナー、マスカラ、カラーリップで全て1,000円以下です。眼の下 に隈が出来たときにサッと塗る、ルナレーナのカラーパウダーアイシャドウ(プラチナ)が一番高くて1,620円。頬紅は一応持っていますが、色素沈着すると嫌なので、パーティーのときしか使いません。
買い物に行ったとき、デパートで絶対に近寄れない場所が化粧品売り場となりました。香料の匂いでくしゃみが出るのもありますが、あまりに何も持っていなくて、美容部員に売りつけられるのが怖いからです。幸いにも祖母から父へと受け継がれた肌の丈夫さは、日焼けしてもシミが残らず、歳を取るほどに白く艶々になるのが不思議。私も超高齢者となった20年後が楽しみです(笑)