ウォーキングや観光から帰ったあと、自分の写真を見ては常々、あか抜けないなあと思っていました。その原因はショルダーバッグ。沢山荷物を入れても肩が痛くならないように、斜め掛けしているのが顔とちぐはぐなのです。これにクルーハットをかぶったら、幼稚園児か集金のおばちゃんになります。
自分をさて置いて、昔付き合っていた彼氏をダサいと思ったのは、ゴルフ用のポロシャツに黒のショルダーバッグを斜め掛けしている姿を見たとき。団体ツアーでやってきた中国人観光客みたいで、そのバッグをビジネススーツでも同じ掛け方をしているのにはドン引きしました。志村けんのコントに出てくる「とっちゃん坊や」です。
バッグの中でもショルダーって本当に難しい。下の画像のバッグは軽いし、ポケットが沢山あって便利なので、ウォーキングで活用していましたが、ファッション的にはしっくりきませんでした。
なで肩の私は歩いているうちにストラップがずり落ちて、両手を自由にするには斜め掛けしかありません。でも肩から脇への斜めのラインが、なで肩をますます強調して、生活に疲れた感じに見えちゃうんです。
人間は加齢によって上背部の筋肉が衰えてくると、若い頃は鋭角だった肩がだんだん下がってきます(私の場合は生まれつきに加えて、もっと下がった)。もうショルダーバッグは諦めどきなので、この夏からはカゴバッグを肘にかけて歩くことにしました。
八百屋にお使いに行くおばちゃん風にならないよう、ふんわりとしたストールを巻き付けておけば、電車の冷房で寒くなったときにも役立つと思いませんか。ちなみにこのマダガスカルのカゴバッグは超シンプルなのが気に入って、20年使い込んできました。どれだけ沢山の夏を入れて持ち歩いたことでしょう。
追記:2017年3月26日