女に生まれた特権はスカートを履けること、そしてノースリ―ブの服を着られることだと思っています。スレンダーなモデルが着こなすノースリーブ・ワンピに憧れて、通販で買った実物に袖を通すと、こんなはずじゃなかった・・・。たくましい二の腕の振袖肉と、バストの脇に余った肉がブヨッとはみでて、我ながら目のやり場に困ります。
和服には適した「なで肩」も、洋服には似合いません。なで肩は肩口のラインがあいまいで、二の腕が余計に太く見えちゃうのです。すべり落ちては引っ張り上げるブラジャーのストラップも悩みの種です。
さんざん失敗を繰り返し散財して、やっと手に入れたノースリーブの法則。なで肩で腕のたるみが気になる人には、ホルターネックやアメリカンスリーブ、肩の出ぐあいがカタカナの「ハ」状になったものが痩せて見えます。
参考までに上の画像は、tibiのホルターネック。ストラップを首の後ろで結ぶタイプです。ストレッチ性のない生地ほど、身体のラインがもろ出しにならなくてベター。シルクのゆらぎ感と、派手なプリントで視線を分散します。
下の画像はメーカーズシャツ鎌倉のブラウス。肩口が中に入って「ハ」の字になってますよね。脇の下にゆとりがあるぐらいのアームホールが腕を細く見せます。
これはEPOCAのニット。アメリカンスリーブはパールのネックレスとマッチします。
最後に鉄則。 フレンチスリーブは絶対に買いません。あれが似合うのは若くて華奢な美人さんです。50歳を過ぎて、たるみが見え始めたらオバサン度を際立たせるだけなので、すっぱり諦める覚悟も必要でしょうね。