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歳を隠すのをやめました

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昭和が戻るノスタルジックなワンピース


大学生のころ、自分で服を縫うのに凝ったことがあります。学校帰りに洋裁教室に通い、型紙の取り方や生地の裁断方法からスタートして、数カ月後にはワンピースが自作できるほどになりました。

早く着たくてたまらず、勉強そっちのけでミシン掛けをして、完成するまでは寝食を忘れることもしばしば。お小遣いの大半は、ユザワヤで生地やボタンを買うのに消えたものでした。

 

そんな何十年も昔のことを、思い出させてくれる服があります。ときどき食事に招かれるご近所さんから戴いたハンドメイドのワンピース。わざわざベトナムに行って、同じ形で何着もオーダーメイドしてくるのだそうです。

 

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お気に入りのデザイナーの服をお店に持っていき、生地を選んだらそっくりに仕立てるように注文。一着3,000円程度で翌日には出来上がりです。スーツケースいっぱいに詰め込んで持ち帰った中から、「好きなのを持っていってね」と気前よく分けて戴きました。

 

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 私の祖母は和裁のプロで(呉服屋から委託されて縫っていました)、母はファッション雑誌を見て服を作れる器用な人でした。そんな二人のもとで育った昭和の記憶が、このノスタルジックなワンピースから蘇ってくるのです。

 

大学時代のユザワヤ通いは、やがて原宿通いに・・・。ananに載っているブティックを回って流行の服を買う方がいいと、バイトに励む方が多くなりました。あんなに手間暇かけた思い出の服たちを、あっさりと捨ててしまったのは若気の至りでしょう。

 

今年の夏は江ノ電に乗って、少女時代によく歩いた道を探しに行こうかと思います。このワンピースを着て歩けば、セピア色した路地裏にタイムスリップできるかもしれません。