猛暑続きになってから、身体に困った現象が起きています。それは夏バテじゃなく、体重がジワリジワリと増加していること。日々の生活を振り返り、二つの原因があることが分かりました。
その1:冷たい飲み物で太る
熱中症予防と血液サラサラのために、一日に1.5リットル以上の水分が必要。主治医の言いつけを守って、いつも手元には飲み物を置いています。ところがコーヒーとお茶をホットからアイスに変えてから、なんだか身体が重いと感じるようになったのです。
その理由は胃が冷えることにより、身体が内臓を守ろうとして、内臓の周りに脂肪を蓄えていくから。内臓脂肪が増えると基礎代謝力が低下して、太りやすい体質になってしまいます。アイスコーヒーは禁止。どんなに暑くても、常温かホットの飲み物でいくことにしました。
その2:液糖と白砂糖で太る
節酒を始めてから、アルコールの代わりに甘いものが欲しくなりました。一日に大福を5個食べたって太ることはなかったのですが、季節柄、アイスクリームを食べるようになって一変。大好物のジャンボモナカを1個食べると、翌朝は確実に体重が増えているのです。
アイスクリームは内臓を冷やすのに加えて、液糖がたっぷりと含まれているのを忘れていました。液糖は分子構造が小さいので短時間に体内に吸収され、代謝する前に脂肪に変わります。
それなら白砂糖を使ったホームメイド・アイスなら良いのでは?と思うでしょうが、ミネラルやビタミンが含まれていない白砂糖はエネルギーに変換されず、液糖と同じく脂肪に変わります。
でも、お酒を止めた上にスイーツの誘惑まで断つなんて、つらすぎて出来ません。白砂糖・液糖の入った洋菓子は避けて、おやつは甜菜糖や黒砂糖を使った和菓子に戻すことにしました。葛粉で手作りするアンチエイジング・デザートも再開です。
白砂糖の摂り過ぎは、病気への抵抗力や自然治癒力を低下させるとか。うつ病やキレやすい性格の原因にもなります。白砂糖は万病の元だとするイギリスでは、砂糖の入った清涼飲料に「砂糖税」が課せられることになりました。日本でも2020年までに砂糖税を導入することが審議されてるそうですが、やっぱりお酒・たばこ・砂糖は嗜好品の問題児なのですね。