飲酒を止めてから、家ではお茶やコーヒーをガブガブ飲んでいます。でもお酒のように楽しい飲み物ではなく、何か他に新しいものはないかと探しておりました。
安くて手軽で、健康と美容にいいもの。発見したのは炭酸水の作り方で、材料はクエン酸小さじ1杯、重曹小さじ1杯、炭酸飲料の入っていたペットボトル(500ml)、水500ccです。
市販のクエン酸飲料は、クエン酸の量が少なすぎて効果が期待できない上に、甘味料や香料などの添加物が入っているので、シンプルに自分で作った方が良いのだそうです。
まずはペットボトルに水とクエン酸小さじ1杯を入れて、冷蔵庫で冷やします。
次に重曹を小さじ1杯入れたら、すぐに蓋をしてシャカシャカ振ります。すぐに炭酸ガスが発生するので、圧力に耐えられる炭酸飲料用のペットボトルが必要なのです。
さて、どんな味かな。自家製炭酸水の試飲です。
飲んでみたら独特なコクのある酸っぱさ。香り付けにレモンを輪切りにして入れた方がおいしく飲めます。それほど炭酸はきつくないし、もともと甘い飲料を好まない私には、アルコールの代用品として、カクテルみたいにちびちび楽しめます。
身体に乳酸が溜まって細胞や血液・体液が酸化すると、人間は疲労して病気になると言われますが、クエン酸には乳酸を消去して血液・体液をアルカリ側に傾ける働きがあるそうです。「クエン酸が広まると、多くの医者・病院・薬屋が廃業する」と、かつて日本医師会のドンと呼ばれた人が恐れたとか。クエン酸が副作用のない万能薬なのは分かっていても、安すぎて商売にならないので、効能を広めるのを禁じたらしいのです。
炭酸水には疲労回復、ダイエット効果、むくみ・冷え性の改善だけでなく、洗顔に使うと美肌にも良いとか。毛穴を掃除する抗菌作用にプラスして、血行を良くして肌のターンオーバーを高めてくれるそうです。洗顔方法は炭酸水を洗面器に入れて、数秒間ずつ顔を浸すのを繰り返し、そのあと洗顔料を使います。
以前はノンシュガーの炭酸飲料を箱ごと買っていましたが、飽きボトルを捨てるのが面倒でした。この方法を知ればペットボトル1本を使い回すだけで節約になりますね。