増えていく年齢に反比例して、ファッションは引き算が大切と思っている私は、アクセサリーもシンプルなものを少しだけ着けます。ドレスアップしたときでもカジュアルでも、たいていはカルティエのラニエール。しょっちゅう落とすピアスはフェイクダイヤの輪っかです。
フルダイヤのリングはダイヤ一つひとつの存在感が薄いので、シンプルなおかつ目立ちたいときは大きな一粒ダイヤ。このリングとペンダントは土台がオーソドックスだったものをリフォームしました。メンテナンスを怠ってるので、光り方が足りないですが(^^;
どちらのダイヤも誰かに戴いた思い出の品ではなく、若かりし頃に貯めた原稿料で自分にプレゼントしたものです。その当時は一生使えるダイヤを買うという頭しかなかったので、住まいの近くの宝石店でありふれたデザインを購入。ケースに入れたまま、ずっと金庫に入れてありました。
やがて宝石は普段から身に着けるものだと思い立ち、デザインを変えることにしたのです。立爪のリングは、土台を流線型のプラチナへ。ペンダントは嘉平のチェーンをプラチナのボールチェーンにリフォーム。これならおばあちゃんの形見(・・じゃないですが)には見えません。
ペンダントを着けた感じは下の画像。ドレスアップしたときよりは、Tシャツやカットソーに合わせるカジュアル使いがほとんどです。
以前は同じ大きさの一粒ピアス(フェイクですよ)も着けていましたが、これ見よがしで下品なので引き算。寂しく見えるときは、シンプルな輪っかピアスを着けることにしています。
ミニマリストとは物を最小限に減らした人を言うのかも知れませんが、値段の高い安いに関わらず、私は「センスのある本物」を厳選して持つことだと思っています。
今の自分のセンスがどれ程かは分かりません。20代の自分がダサかったと今になって気付くように、80代になった頃にこのダイヤたちはどんな姿になっているんでしょうね。