3~4年前だったか「洗いざらし」という言葉にあこがれて、シワ加工のシャツをネットで買いました。自然素材にこだわる若者たちが好むブランド、OMNIGODのブロード・ワークシャツで、洗いをかけて作ったシワ感に特徴があります。
値段は1万5千円ぐらいだったと思いますが、着てみると見事に似合いません。特殊なシワ加工には見えず、アイロンを手抜きしたズボラなおばさんに見えるのです。いろいろコーディネートに工夫をこらしても、このシャツだけが浮いてしまいます。
一方で下のシャツは、今年GUで買った1,990円。何の主張もないウォッシュ・ブロードシャツですが、この価格でありながらちゃんとポケットも付いています。
私は身長162cm49kgですが、「シャツは大きめ、カーディガンは小さめ」の自己ルールに従ってMサイズを買いました。同じようにジーンズの上に着てみると、シンプルであるがゆえに違和感がありません。これならスーツの中に着られるし、裾はインでもアウトでも大丈夫。7分の1の価格なのに、こちらのほうが垢抜けて見えるのはなぜなんでしょう。
くしゃくしゃで着るのは麻のシャツだけにして、大人は清潔感がいちばんなのだと気付きました。