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野草を摘みに行く美容ウォーキング


祖母は生前、花盗人でした。呆けていたせいか、他所のお庭に手を伸ばしては花を摘み、家じゅうの花瓶やコップに飾っていたものです。それでも散歩に付き添えば、垣根に咲く花だけでなく、野草の名前まで一つひとつ教えてくれたのは、今でも心の財産になっています。

 

今日は秋のウォーキング日和。バスケットに軍手とハサミを入れて、リビングに飾る花材を探しに出かけました。季節の生け花はお花屋さんで買うよりも、野山を歩きながら時間をかけて摘むのが好きだからです。

 

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我が家から鎌倉・光明寺の裏山を抜けて、ウィンドサーフィンの帆が並ぶ材木座の海岸へ。そして先月、大雨で崖が崩落して通行止めになっている逗子マリーナのトンネルを偵察。復旧までには時間がかかりそうです。

 

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そして今日はこれをバスケットに摘みますか。

 

 

 

 

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1時間のウォーキングで充分に汗をかいて帰宅。シャワーを浴びた後は、大好きな備前焼の花器に、摘んできたススキと水引草を生けます。丈はカットせずに投げ入れですが、自然のままの風景をリビングに飾ることにしています。

 

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困った問題なのが、花材によってはハグハグと葉を食べてしまう我が家の猫。イネ科のススキは無害なので、お土産として許可することに致しましょう。美容と健康、目の保養、花材のゲット、猫のエサ(?)の一石四鳥のウォーキングは、フィットネスクラブのマシンでは行えない無料のエクササイズです。

 

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