男性たちの会話で、「ニットのワンピースを着てる女の子って可愛いよね」という声を小耳にはさみました。女の子どころか女子の範疇にさえ入らないオバサンですが、幾つになろうと秋冬はニットワンピに憧れます。暖かいし、すっぽりかぶるだけで簡単にきまるのも魅力ですね。
ワンピ―スは安いものを買わない主義ですが、5年先まで頑張れるとは思えないので、この冬は特別にGUのケーブルニットワンピース 1,990円を着倒すことにしました。ワンシーズンだけなんだから色はオフホワイト。汚れたら捨てても元は取れます。
着こなしのポイントは3つ。膨張色をスリムに見せること、高級そうに見せること、大人っぽく見せること、かなりの難題です。黒のタイツで着てみると、ワンピースばかりが目立って、撫で肩が強調され、顔が上にちょこんと乗ってる感じです。
まずは私なりの基本に戻って、高級そうに見せるには同系色のコーディネート。せっかくのニットワンピなのだから袖を出すために、あえてジャケットは着ません。Tommy Hilfigerの白いダウンベストを着てみました。紺・赤のファスナーにマッチするように差し色は水色、パタゴニアのマフラーでスポーツテイストを加えます。
次のコーデは、白のワンピの上に白のニットマフラーを巻きました。これで撫で肩が目立たなくなります。手持ちのマフラーとワンピの色とが似ていることは、購入する時にチェック済みです。
頭はベージュのフェルトハット、足元はグレーのタイツ、シルバーのシューズ。ウエストにメリハリを付けるためにシルバーのベルトをしてみました。太いものより細いベルトの方が、大人っぽく見えると思います。
この上には、せっかく持っている黒皮のライダースジャケットを着たいところですが、若いアウターだとワンピが安いことがばれてしまいます。帽子と同じ色のシンプルな大人コートを着ることに致しましょう。