年末のパーティーシーズンに入ると、ドレスの上に着るコートに悩みます。ミンクやフォックスなどリアルファーを着ればゴージャスなんでしょうけれど、気張り過ぎた感じが否めません。
私は毛皮のコートをほとんど断捨離してしまい、残っているのはミンクの丈違いが2枚だけ。それもここ10年は袖を通すことなく、今年はフェイクファーのリーズナブルなハーフコートを購入しました。
素材はアクリル80%、ポリエステル20%。汚れたらドライクリーニングに出せるので、安心して真っ白を選びました。毛皮だからとラビットを着ているよりも、いさぎよいと思います。
下の画像はラグジュアリーなSAGAミンクのコートですが、なんだかオバサンくさい。フェイクファーの方が若々しく元気に見えます。
ファッションアイコンとして女の子の憧れの的のローラは、インスタグラムで「I don't wear real fur(私は毛皮を着ない)」とコメントしていました。動物愛護の風潮が高まっている今は、人気ブランドからもフェイクファーのおしゃれなコートが沢山売り出されています。
下の画像はZARAのフェイクファーで、1万数千円で買えるのは魅力的。ZARAは毛皮に反対する国際連盟に賛同しているのだそうです。
昔は偽物だとバレるのが恥ずかしい意識がありましたが、今は本物の方が白い目で見られたりもします。あたたかくて軽くて、着心地が良くて、今っぽいデザインなら尚さらOK。フェイクに自信を持ってドレッシーにもカジュアルにも、どんどん着て出かけようと思っています。