寒さが続く冬のあいだは、お世話になりっぱなしのレギンス。インナーとしてもアウターとしても、持っているのは黒、グレー、エンジ、紺といった地味な色ばかりなのですが、一つだけ例外があります。
ナチュラルウェアを扱うgrinというブランドのアルパカ・ネップ・スパッツ。ウール100%のカラフルな毛糸を編み込み、膝から下は別布の切り替えで、レッグウォーマーを履いているような凝ったデザインです。
私には若すぎるかなと思いつつ、5~6年前に買ってから(たぶん8,000円ぐらい)、あまりの暖かさに手放せなくなりました。
これを履くときはニットの民族調スカートに合わせます。ムートンのコートに焚火色のマフラーをして、見た目もうんと暖かく。
スパッツを履いていると言えども、なにぶんミニスカートなので、コートやジャケットは短い丈のものは着ません。下の画像はウエスト丈のダウンジャケットを合わせてみましたが、下半身が目立ちすぎ。大人の着こなしになっていません。
コートの丈は長い方がエレガントなので、濃茶のチェスターコートを合わせてみました。視線を高い位置に惹きつける得意技、白いニットストールを首に巻きます。腰から下が若いファッションのときは、上半身にボリュームを付けて素材もリッチに。アクリル素材は着ないことが、今回の鉄則です。