昨年の5月にブログをスタートしたとき、私は服の断捨離をテーマにしようと思っていました。きっかけは2013年にクローゼットの半分の服を捨てたことに始まり、昨年の4月にも大量処分。そのときの心情はもう一つのブログに載せてあります。
でもブログ用の写真を撮るたび、「あの服、捨てなきゃよかった」と後悔するものが多い。痩せて若い頃のサイズに戻ったこと、流行が「ゆるずる」や「ウエストマーク」といった昔っぽいデザインに移行したことが理由です。
美容に関しては歳をとるほどミニマムでいたいので、コスメの断捨離を心がけていますが、ファッションは脱・断捨離、「もったいない」の精神を取り戻すことにしました。質の良い服は何十年前のものであろうと今っぽく着こなす方法を探し、コーディネートの補足に買い足すものはユニクロやGU、ZARAのプチプラで高見せします。
例えばこのグレーのセットアップは20年前のジルサンダーで、とりえと言えばバストの斜め下にダーツが入っていることだけ。逆に言えば奇抜ではない分、コーデが楽です。
全体的に大きいので上に何かを着ることにしました。コニャック色のロングカーディガンに余った袖を押し込み、また流行が戻ってきたサッシュベルトをしています。
ユニクロで去年買った白のVネックセーターも、前上がりの裾がうまく役立ちそうです。これだけだと寂しい雰囲気なので、薄いグレーのニットマフラーを巻きました。ZARAのフェルトハットとBUTTEROの乗馬ブーツでおしゃれっぽさをプラスします。
このセットアップがまだ着られるのは生地が良くて、濃いグレーだから。上のコーデのように紺・白・グレー・こげ茶といった基本色でまとめると、上品になって高見えします。古着を着ていると思わせない、脱・断捨離コーデを頑張ることにしました。