ティーンエイジから現在に至るまで、最も身近にある服はジーンズです。流行に合わせて、ストレート、スキニー、ブーツカットなどいろんなシルエットを履いてきましたが、ここ一年の出番が多いのは、バナリパ(Banana Republic)のストレートです。
適度なストレッチが丸みを作ってくれるので、ヒップにボリュームがない私でも女らしく着こなせるからです。
でもジーンズを熟知して履き方にこだわる人たちに比べたら、私は歳を取っていてもビギナーです。LEVI'S(リーバイス)の501を真似したくて大昔に買ったのを思い出し、箪笥の奥から引っ張り出してきました。
W31というサイズを見てビックリ。センチに換算すると(1インチが2.54cm)、ウエストが約79cmもあります。どうしてこんな大きいのを買ったのか、だぼだぼが当時は流行していたのかもしれません。バナリパのジーンズはW23~24の私ですが、何とかコーデしてみよう。とりあえず手持ちのアイテムと合わせてスタイルを作ってみました。
トレンド感を出したい時こそテラコッタ色のプチプラ。GUの高見えカーディガンと、Amazonで見つけた偽クロコの細ベルトは欠かせません。中にMAXMARAのラメ入りノースリーブを着て、私の年齢なりのコーデにしてみました。
バッグはエルメスのピコタン、ふんわりとヒョウ柄のストールを巻き付けています。ジーンズがゆるゆるなので、ヒールの細いパンプスで足元を華奢に見せます。
昔のジーンズでもイケると思い、もう一本ブーツカットジーンズも履いてみました。かなり股上の浅いセブン(SEVEN)です。裾の広がりはこれぐらいなら、昭和の化石と思われずに済みそう。
ローライズのジーンズはノーベルトで着るのが好きです。バックルがついた太いベルトをすると、粋がるオッサンっぽくなるので避けます。
そういえばジーンズ専門店って、今もあるんでしょうか。だだっ広い店舗にお客がほとんどいなくて、インディゴの香りだけが漂っていました。裾上げ10分を待つ間に、グラフィックTシャツを物色していた時代が何だか懐かしいです。