お洋服の大半をネット買いしている私は、目利きであるつもりが、予想外のパンチを喰らうときがあります。たとえばこのストライプ柄 ノーカラーブラウス。
WEBサイトのモデルさんが素敵に着こなしているし、縫製のディティールまで拡大して表示しているのは、ショップのイチ押しなんでしょう。値段とは掛け離れたクオリティの高さに惹かれて、すぐに購入しました。
私が大好きなストライプ、しかもデコルテが見えるVネック、生地は洗濯機で洗えるポリエルテル100%なのですから、2,280円という値段は、安すぎるどころではありません。
注文した翌日に届き、さっそく着てみました。が、が、まさかの格好悪さ。上半身がやたらデカい女になりました。しかもVネックの開き加減とストライプの織りなす技は、夏祭りでお神輿を担いでいるダボシャツのメンズみたいです。
これまでにこんな失敗はなかったのにと、ガックリ落ち込みました。モデルさんと同じサイズを買ったのに、もっと肥っている私がズブズブなのはどうして?
プライスタグは取っていないし、すぐに返品する方法をチェックしましたが、返品にはとても面倒なハードルが待ち構えていたのです。
商品到着後、5日以内でないとダメ。振込手数料、キャンセル手数料。まとめ買いで送料が無料だった場合は、差し戻しの送料。自分からの送料も含め、これらを計算していくと、返品すれば損をすることになります。
仕方なくプライスタグを切り、断捨離だけはしたくないので、上手に着こなせる一発逆転コーデを考えました。
やたら広く見えてしまうデコルテには、大粒のビーズネックレス。これだけでもダブダブ感が改善されます。さらにお神輿のダボシャツに見えないよう、前裾はちょっとだけパンツにイン。これで上半身の面積の広さは改善されました。
コーデが成功したので、もっと冒険してみましょう。形が可愛すぎて、トップス選びに苦労していたユニクロの「ハイウエスト ドライストレッチ タックスカート」を合わせてみます。
もしかしたらこのスカートに、いちばん似合うトップスになったかも。ブラウスの裾はすべてウエストインして、スカートのベルト(値段なりに安っぽい)が見えないように、ブラウジングを大きくします。
まさか 2,280円とは思えない、返品無用のトップスになりました。再認識したのは、これを売っているショップは質の良い製品を扱っていること。期待を裏切られなかったことに喜んでいます。
どこのショップかは、一緒に買ったブラウスがありますので、明日の記事でお知らせしますね。