今年も私が住むマンションではプールがオープンしました。でもここ数年は、来客があったときしか行きません。その理由は水着になるのがイヤだから。知らない人に(いや、家族であっても)オバチャンボディをさらすのは恥ずかしすぎます。
ところが私よりも年上の63歳が、インスタグラムに自分の水着姿を投稿しているのには、度肝を抜かれました。
アメリカで30年以上にわたってスーパーモデルの座にあるクリスティ・ブリンクリー。彼女が2人の娘さんと共に、米スポーツ週刊誌に登場したときの写真で、中央にいるのがクリスティです。
"Yes! I am excited to announce that I am back in @si_swimsuit ..I figured with my gorgeous daughters"というコメント付き。この写真には224,000件のイイネ!が寄せられています。
こんな透け透け水着は120%着られないけれど、年齢を感じさせない彼女のルックスには感動しました。Tシャツ姿のたくましい二の腕も、ちょっと日に焼けて健康的です。スポーツで鍛えているんでしょうね。
よーし、負けてはいられない。水着の大半は断捨離してしまった私ですが、捨てるには忍びなくて取っておいたビキニを引っ張り出してきました。
その昔、ボーイフレンドがプレゼントしてくれたエルメスのビキニです。
マダムが着られるデザインなんでしょうね、お腹とヒップをちゃんとカバーしてくれて、ブラはこんなに薄っぺらくても、胸にボリュームが出る作りになっています。それでもかれこれ15年ぐらいは着ていません。
いちばん最後に水着を着たのは、これかなあ。パソコンの過去フォルダを見ていたら、もっと肥っていたころ、10年ほど前に湘南ビーチで撮った写真が出てきました。ウエストのお肉が余っています(笑)
生っ白い肌にセパレートタイプなんか着るから、ポヨンポヨンしてるんでしょうね。
恥ずかしいついでにもう1枚。たぶん12年前かと思います。アニマル柄ですが渋い色合いだし、もしかしてこの程度のビキニなら、今の歳で着たって大丈夫なのかもしれません。
改めて考えてみた水着のセオリー。中途半端に隠そうとするほうが、見せたくない部分を余計に目立たせてしまうんだと気付きました。
63歳のスーパーモデルに勇気をもらって、引っ張り出したエルメスのビキニを試着。大丈夫そうです(笑)
もしもプールに再デビューしたときには、人のいない時間帯を見計らって自撮りできるかな。一年に一度しかこない夏なんですから、水着のおしゃれもどんどん楽しむべきだと再認識しました。