先日GUの店舗に行ったときのこと。私と同じぐらいの年代の女性が、黒のライダースジャケットを試着しているのを見ました。
「フェイクレザーバイカーブルゾン」という合皮のライダースで3,490円。写真では限りなく本革に見えるのに、実際に近づくと安っぽさが分かります。
フェイクを着てもカワイイと言われる若さがあればいいのですが、中年以降の合皮は生活感が出てしまう気がするのです。
とは言う私が持っているライダースジャケットは、去年買ったRay Beamsの38,000円。大したものではありませんが、安かった割には高級感のあるラムレザーで、今年は似たのが倍近く値上がりしていました。
ただしライダースは真冬に着るには寒すぎるので、コートを着る前の今がちょうどいいシーズン。夏の名残を生かしたコーディネートをすることにしました。白のデニムパンツとコーデします。
上下を白にして、ベルト代わりに巻いたのは、GUの定番「ウォッシャブルクルーネックカーディガン」。こんなときに秋色のパープルは役立ちます。
シューズは短靴を履くとゴツくなるので、シンプルな細めのパンプスにしました。
フェミニンなトップスを着ても、ライダースはサマになります。裾がバルーンタイプの花柄ブラウスで、ジャケットの裾との段差を楽しみました。
そしてシューズは秋冬仕様。グレーのベルベットのパンプスで暖かさをプラスします。
まだ夏の盛りに、初秋に向けて買ったプチプラアイテムも投入します。
ピエロ(Pierrot )の「バックギャザー入り Vネックノーカラーブラウス」2,480円。こっくりと落ち着いたブルーに一目ぼれしました。襟なしなのでどんなアイテムともコーデしやすく、仕事着のジャケットでもライダースでも、違和感がありません。
初秋は気温が変動して、何を着たらいいか迷う時期ですよね。夏の白に、冬の黒。あいだに秋色をかませながら、ニットの時期に移行していくことにします。