昨日のブログとは逆の話です。とっくに捨てたと思っていたバッグがクローゼットの奥から見つかりました。30代はじめに買ったクロコのビジネスバッグです。偽物かと思っていたら、ウロコの一つひとつにある穿孔と呼ばれる穴が開いていて、どうやら本物みたい。取っておいて良かった!とお宝鑑定団の気分でした。
幸いにも傷んだところはなく、今でも使えそう。ビジネスバッグとしてではなく、服とコーデして持つ方法を考えました。
Theoryの格子柄ジャケットに、クラッチバッグとして合わせてみます。昨年あたりからクラッチが流行しているので、この持ち方はいいかも。バッグが膨らまないよう、中に入れる物を少なくします。
メンズライクな着こなしに、手に提げてカバン持ちするとオジサンっぽくなるので、あくまでもクラッチで。
ではスカートに合わせるとどうでしょう。タイトスカートやプリーツスカートなら持てそうです。
プリーツスカートは去年ユニクロで買った「ハイウエストプリーツミディスカート」、シャツは今秋のGUで「オーバーサイズシャツ」。シューズは先月買ったPierrotの「サイドカット バイカラーデザインブーツ」。3点を合計しても1万円ぐらいのプチプラコーデです。
この中で値段が張るのはバッグだけですが、プチプラに混ぜるとフェイクのクロコに見えて、逆に嫌味じゃなくなるのです。「これ5,000円だったのよ」「うそー、高く見えるね」って感じで、カジュアル使いができるようになりました。
プリーツスカートは若々しいイメージがあるので、学生鞄みたいに手に提げて持っても違和感はありません。これぞ私が目指している、キープしておいたブランドアイテムとプチプラとの饗宴。
「クロコのバッグに合うように海外高級ブランドのスーツを買わなきゃ」なんて思ったら、そこからがオバサマの始まりです。何かが高ければ、何かを安く。プラスマイナス効果で肩の力が抜けるコーディネートを目指しています。