食欲の秋からスタートして、やがて宴会シーズンへ。スカートやパンツのウエストが気になる季節ですね。
断捨離せずに、長くキープしてきたアイテムで役立ってるのは巻きスカート。これはラルフローレンの商品ですが、ボタンやファスナーは付いていなくて、革ひもを縛って前で留めるタイプです。
裏生地がないので静電気が起きないよう、そして紐が解けて落っこちた場合に備えて、必ずペチコートを履くようにしています。
このタイプの巻きスカートが重宝するのは、ウエストの位置を自由に調節できること。ハイライズが流行っている今は、ジャストウエストで紐を縛ります。
昔から巻きスカートは大好きで、持っているのはチェックが多いのですが、こうしたプレーンなタイプが1着あると、オフィスウェアとしてもカジュアルウェアとしても着られます。
デニムジャケットを上に着てみましょう。
これは襟と袖にミンクの毛皮が付いたパオラ・フラーニのデニムジャケット。ずいぶん昔に買ったアイテムですが、六本木や表参道あたりにショッピングに行くときでも、古くさく見えないコーデだと思います。
ただしシューズはパンプスだと足元がつぼまり、バランスが悪くなるので、ショートブーツを履きます。
ちょっとテーマは脱線しますが、私のような年齢になったら、デニムジャケットでNGなのはこんなボア付きのタイプ(GUさん、ごめんなさい)。若い人なら可愛いのですが、安っぽさは否めませんし、ボアは労働者のオジサンを連想します。
プチプラであっても、素材を吟味する目は抜かりなく。一目で安さを物語ってしまう素材は、敬遠したほうがずっと長く着られます。