昼間は半袖でも平気なのに、夕方になるとコートが欲しくなる。10月~11月にかけての気候は寒暖差が大きくて、外出着選びに苦労します。
この時期に私が得意としているのはレイヤード。裏生地がついていないコットンとウールの服を重ねて、適宜に脱いだり着たりできる重ね着です。
下地としては、こんなスタイルから始めました。MaxmaraWeekendの綿Tシャツに、ユニクロの「ハイライズシガレットジーンズ」。プチプラのTシャツでも良かったのですが、暑い場所では上着を脱ぐことを想定して、カッティングのいいものを着ています。
ブーツはヘビロテしまくりなピエロ(Pierrot )の「サイドカット バイカラーデザインブーツ」3,980円。これは買って本当に正解でした。似たようなブルーノマリのショートブーツを持っているのですが、決して見劣リせず、本革と言ったって誰も疑わないと思います。
Tシャツの上に着るのは、GUの「スウェットフルジップパーカ」。私はGUの回し者ではありませんが、金具がカッコよくて季節を問わず着られるので、これまで買ったパーカの中では上位にくる優れモノです。
さてここからが防寒対策。今年GAPで購入した「コージー ウールブレンド ダスターカーディガン」を重ねます。ロングカーディガンは丈が長いほどカッコいい。ボタンなしで、風をはらんで歩けるものが素敵です。
もっと寒くなったら何をプラスする? ここからがレイヤード、しかもプチプラの極意になります。
ロングカーディガンとパーカの間に、ユニクロの大ヒット商品「ウルトラライトダウン」の白いベストを入れました。ジャケットのインとして着ることもあるので、襟なしを購入しています。
みんなお揃いで着ているウルトラライトダウンですから、アウターとして着るつもりはなく、インナーで引き立て役になる色を選びました。寒さ対策として着ていると思わせる取り入れ方です。
これからは首元が寒くなるので、グレーの大きなニットストールを巻きましょう。
これだけ着れば充分に暖かいはず。それでも寒かったらもう一枚、厚手ニットのコーディガンをプラスします。
全身をモノトーンのグラデーションでコーデしましたが、こんなに沢山重ねても、重苦しくはありません。インに着るものはジャストサイズで揃えておき、アウターはいつもよりワンサイズ大きめを買っておくと、レイヤードがサマになります。
手持ち持ちアイテム総動員で、これまで買ったものをどんどん上に重ねていくだけのコーディネート。共通するのは、質の良い素材を重ねていることです。
特にいちばん上にくるストールだけは値段に手を抜かないよう、お財布からもう一枚プラスしたほうがいいかもしれません。