冬になると、思いついたように着たくなるのが黒のタートルネックです。去年はTheoryで16,000円を出して、着回しがきく1枚を買いました。
シンプルだし、家で洗えるしで、しょっちゅう着ていましたが、残念な点がひとつあります。それはリブニットじゃないこと。私としてはオーソドックスな細身のリブこそが、黒のタートルネックの王道に思えて、今年はみんなが持っているユニクロの定番をプラスしました。
「エクストラファイン メリノリブ タートルネックセーター」1,990円。
ユニクロではカシミアのタートルも出ていますが、細く見えるのは極細繊維のメリノウール。ウール100%なのに、ネットに入れれば洗濯機で洗えるのですから、これに限ります。
性懲りもなく、また今年もオードリー・ヘプバーンの真似がしたくなりました。「パリの恋人」で着ていた全身黒づくめのスタイルです。
同じように足首が見える丈のパンツで真似てみました。靴も似たようなのがあったので真似ました。でもダメ、全然似合っていません。お芝居の黒子みたいです(笑)
黒づくめでノーアクセのスタイルは、若くて個性的じゃないと無理です。他の手立てを考えましょう。
思いついたのはピエロ(Pierrot)で買ったクロップドレギンスパンツ。これは大ヒットで、足が綺麗に見えるのです。
このパンツはレングスはもちろん、柄のオーソドックスさが黒のタートルにぴったりです。顔が暗くならないよう、差し色にブルーのカーディガンとモカシンシューズを持ってきました。
黒と相性がいいのはカーキ色。9月にピエロ(Pierrot)で買ったワイドパンツと合わせてみます。
「ベルト付き ハイウエストパンツ」2,980円。変わった形なので失敗したと思ったんですが、トップスによってはとても足長に見えるのです。黒と相性がいいのを覚えていて、今回のタートルネックはバッチリだと踏んでいました。
共布のベルトじゃなく黒のサッシュベルトにして、パンツの色とおなじカーキが入ったチェックのマフラーを巻きました。
マフラーに合わせて、もう一色プラスしてもいいですね。ユニクロの「ウルトラライトダウン シームレスパーカ」を上に着ました。ダスティなブルーが気に入っています。
基本的に黒のタートルは何にでも合うので、カジュアルにも仕事用にも出番は多いはず。これが1,990円なのですから、毎年買い換えても納得できるクオリティだと思いませんか。