12月に入ると、さすがにコートなしでは歩けません。保温性ではダウンコートに勝るものはないのですが、私が去年いちばんよく着ていたのはピーコートです。
オールドイングランドの定番。裏生地はついていないのに、上質なメルトン素材が温かくて、首にマフラーを巻けば真冬でも大丈夫です。ダウンは室内で脱いだときに嵩張って邪魔ですが、この手のコートは膝の上に置けるので便利です。
去年はこんなコーデをしていました。わざと昭和っぽく、千鳥格子のパンツにピーコート、真っ赤なマフラーで顔回りを若々しくします。
ダッフルコートやピーコートなどに使われるメルトン素材は、フェルトみたいに圧縮されているので保温性が高く、水をはじく撥水性もあります。なので軍服やスタジャンにも使用されています。
ネットで手軽に買えるメルトン素材のコートを探しました。フードつきのジャージメルトンは、by drawer(バイドロワー)のアイテムで、13,500円。
ウィークリーランキングのNo.1で、黄色は売り切れ、ブラックと赤みがかったベージュがあります。今年は厚手のニットが流行していますので、このコートだったらキツキツになりませんね。
私はもう一枚、赤のピーコートもヘビロテしています。ラルフローレンのメルトン素材です。
さすがに真っ赤なロングコートを着て歩く年齢でもないので、スポーティーなピーコートで手を打ちました(笑)
ギリお尻が隠れる丈ですから、冷たい風に吹かれても大丈夫。海辺のレストランに行くときには、暖かそうなマリンルックのコーデをします。
こうした昔ながらの素材の定番服は、破れない限り何十年でも着られるのがメリットです。
ユナイテッドアローズ(United Arrows)で売っているフレンチカジュアルの老舗、ダントンのウールモッサ(25,920円)もおススメです。ユニセックスのワークウエアブランドなので、カップルで色違いを着るのもステキですね。