上から下まで一色にするワントーンコーデは簡単そうですが、実はとてもテクニックが要ります。前回は差し色で印象を強くするブラックコーデの方法を載せました。
今日は誰にでも似合う色、グレーでワントーンコーデを試みます。基本スタイルはGAPの「モックネックTシャツ」とユニクロの「ハイウエストプリーツミディスカート」。グレーは明度によって老け見えするものもありますが、黒に近いチャコールグレーは肌を美しく見せてくれるので、ベーシックアイテムとしてキープしておくと便利です。
ワントーンコーデの成功のコツは、アイテムによって素材を変えること。スーツとは違う意識を持ちます。
プラスしたのはウールのカーディガン。やはりチャコールグレーですが、異素材の生地が持つニュアンスによって光と影が生まれます。
さらにもう一つ、アイテムを足しましょう。グレーのワントーンコーデに加えるために買っておいたアイテムです。
首に巻いたのはGUの「カシミアタッチストール」、グレンチェック柄です。防寒対策というよりは、アクセサリーとして使います。
チェック・オン・チェックで遊ぶため、カーディガンをジャケットに替えましょうか。チェックの柄も大きさも違っていますが、同色系で合わせるとおしゃれになります。
そしてブラックコーデのときと同様に、ワンポイントの差し色を。ウエストに一色だけ鮮やかをプラスするため、テラコッタの細ベルトを巻きました。
GUのストールが1,480円。ナチュラルベリー(Natural Berry)の細ベルトも1,480円。色を楽しむアクセサリーとしてプラスするのですから、デパートで高い品など買いません。色を基本にして考えるプチプラミックスは頭の体操だと思えば、アイテムを選ぶ目も変わってきますよ。