「寒中お見舞い申し上げます」の時節がきて、雪が降りそうなくらいの寒さ。本格的な防寒着が役立つのは12月ではなく、1~2月なのは毎年のことです。
冬物の最終セールが真っ盛りの今、ネットでこんな記事を見つけました。バイヤーさんのアドバイスによると、良いものはもう残っていないし、コートを買っても着られるのは3月が限界。年をまたいだ服は着ないことが多いので買っちゃダメ!なのだそうです。
「5年、10年着られるのは定番服で、そういう服はセールにかからない」は一理あります。
でもファッションサイトを巡回していたら、DoCLASSE で「10年先も着続けたい運命のコート」というコーナーを発見しました。掲載されているコートはどれも良くて、しかも大幅に値下がりしているのです。
これ好き!と思ったのは「ダブルフェイス・フードコート」。素材は毛52%・ポリエステル48%、縫製は手縫い、小顔に見えるショールカラーで、エレガントにもカジュアルにも着こなせる定番のデザインです。27,900円が19,900円に値下がりしていて、これこそ買うなら今だと思いました。
カラーはグレー、ベージュ、ライトベージュ、キャメル、ミッドナイトブルーの5色がありますが、私だったら下の3色からどれかを選びます。ダブルフェイスの利点を生かすなら、右のライトベージュでしょうか。ピンクとベージュの組み合わせは年齢肌を華やかに見せてくれます。
実はこのコート、私が20年以上も着ているエルメスのハーフコートに形が似ているのです。フリーサイズで、肥っても痩せても着られるのが役立って、10年どころか孫の代まで残したいコートです。
同じテイストのコートで縫製と質感が良く、しかもスタンダードなデザインが2万円以内で手に入るなら、買って後悔しないと思います。
DoClasseでセールにかかっているコートでは、もう一着、ダウンコートでもステキなのを見つけました。今週のランキングで1位になっています。
「ファートリム・フードロングダウン」、27,900円が19,900円。この値段なのに中綿はダウン90%・フェザー10%で、ファーもゴージャスです。今は本物の毛皮よりエコファーに人気があるので、これだったら気後れなくホテルのクロークにだって預けられます。
カラーはグレー、ブラック、トープ(ベージュ)の3色で、トープは売り切れていました。でもファーの感じを見たところ、グレーとブラックのほうが高見えします。
マットな生地とウエストがシェイプされたデザインは、これまた私が長年着ているモンクレールのダウンコートに似ています。下の写真で着ているロング丈と、取り外し可能なファーがついたハーフ丈を持っていますが、家で洗えるのがいちばんの魅力。私はネットに入れて洗濯機に放り込んでいます。
DoClasseのダウンコートも「手洗い可」と書いてあるので、クリーニング代が節約できますね。バーゲンで買うアイテムやプチプラアイテムはあとの管理にお金がかからないものを選ぶ。商品代よりも後々のクリーニング代が嵩むのは本末転倒ですから、素材タグはチェックして買うことにしています。