着やすくて気に入っているのに、年齢のせいか地味に見える服ってありませんか。私は一昨年の秋にユナイテッドアローズで買った、ウール・カシミア混紡のベージュのカーディガンが大好きなのですが、スカーフなり派手めなアクセサリーを足さないと、肌がくすんで見えるので困っています。
特別なテクニックを使わなくても、地味服がパーッと明るくなるコーデはないか考えました。
投入したのはカラーパンプス。titivate(ティティベイト) で12月に予約しておいた「機能性ベーシックパンプス」3,290円です。プチプラなのに質が良いのは、まとめて注文を取ってから作っているせいなんでしょうね。届くまで2か月待ちましたよ。
出ている色は全部で8色ですが、プチプラで買うのなら冒険できるカラーにするのも手。スエード調のグリーンなんて、街の靴屋では絶対に売っていないと思い、辛抱強く届くのを待ちました。
ではさっそく、悩みの種となっている地味色カーディガンにコーデしてみましょう。顔回りが明るくなるよう下に白のTシャツを着て、襟元を開けました。そしてシューズはまさかの緑色。これひとつの差し色で、おしゃれに気を使っているんだなという雰囲気が出ます。
平凡なコーデを非凡にするカラーパンプス。Theoryの白シャツにも合わせてみました。
白シャツの袖をまくって、デニムパンツの上に着ただけのコーデ。生活感が出ないよう、私の年齢ではフラットシューズよりもパンプスのほうがしっくりきます。
シンプルすぎるコーデにもう一工夫。投入した高見えアイテムは、べっ甲柄のバングルとピアスです。ワシントン条約でウミガメは捕獲禁止なので、手持ちのべっ甲はどれもプラスチック。大人の高級感があって、一年じゅう活躍するアイテムです。
バングルはバイドロワーで1,400円、ピアスはGUで590円。どちらも今は売っていませんが、べっ甲は大好きなアイテムなので、デザインの良いものを見つけたときにはすぐゲットするようにしてます。
よく落として失くすピアスは特に、ダイヤなど高価なものはジュエリーボックスにしまって、イミテーションを身に着けるようになりました。自尊心を満足させるためにちゃんと本物は持っているので(笑)、普段はプラスチックで充分なのです。というか、そんなことに周りは気付きもしません。
「それステキね、高かったでしょう」と言われたときには「そうなのよ」と返事して、心の中ではテヘッと舌を出す。今やプチプラ買いはいちばんの趣味となりました。