今年もあと残り10日。せっせと断捨離するものをまとめていますが、衣類の整理は思い入れがあって手こずりますね。
我ながら不思議なのは、ほつれるほど着倒しているのに捨てられない服があることです。例えば10年前にアバクロで買ったニットジレ。全面に毛玉ができているし、ポケットは型崩れして垂れています。
でもマロンっぽいブラウンは私に似合う色で、レイヤードするのに気の利いたデザインなので、捨てるのには忍びないのです。
フォクシーのニットスカートとエルメスの一重仕立てのコートと合わせて、オールブラウンのコーデをするときに、このジレは欠かせません。
その一方で、もっと高いお金を出して買ったジェームス・シャルロット(James Charlotte)の ニットベストは、漁師のおじさんが着るベストに思えて、ほとんど着ていません。
もっと若い人なら上手に着こなすんでしょうけれど、私が着たらお婆さんになっちゃいそう。家で洗える素材じゃないし、無用の長物です。
そしてクローゼットには見るからに古着のロングカーディガンも。資源ごみにも出せないボロボロ加減です。
2年前にGAPで買った「コージー ウールブレンド ダスターカーディガン」。かなり薄手のニットなのがアダとなり、あちこちに引っ掛けてしまいました。あれ、このカーディガンはモヘア素材?と思ったら、傷んで毛羽立っているだけでした(笑)
私はチャコールグレーが大好きなので、新品のときはこんな風に着てたんですけどね。とても同じものとは思えません。
今年はグレーのロングカーデを新調しましたが、ローゲージなのでアウターにしか着られないのです。チャコールグレーの薄手ロングカーデが欠かせなくて、GAPの代わりを購入することにしました。
スタイルストア 限定の「裏毛ロングショールカーディガン」13,500円。GAPに比べたら3倍の値段ですが、品の良さが際立ってるし、家で洗える裏起毛の綿100%です。
ゆるっと長めの袖が身体のラインを細く見せてくれて、両脇にポケットが付いているのも嬉しいところ。今度こそポケットがビロ~ンと伸びないように、手を突っ込んで歩く癖をやめなくては!と思っています。