お正月に食べ過ぎた報いがウエストのあたりにやってきました。体重はそれほど変わっていないのに、スカートやパンツがきつい。運動を開始するのに加えて、入手したのは補正下着です。
仕事中も、家事をしているときも、履いているだけでメリハリボディ作りの手助けをしてくれる「骨盤ケアショーツ slim shape(スリムシェイプ)」。カラーはブラックのみ、サイズはM~LとL~LLがあり、私はヒップ 87~95cmのM~Lを選びました。
補正下着って見た目がイケてないものが多いのに、スリムシェイプの広告を見て、ヒップのセクシーなレースが気に入りました。若干エッチっぽい気もしますが、彼氏の前で下着姿になっても、高級ランジェリーを着ているふうに見えます。
しかし、こんなに短い丈のショーツで本当にウエストがくびれるのかが疑問。どんな仕組みになっているのか調べてみました。
ポイントは骨盤バランスの乱れを整えることにあるようです。下に載せたのが横から見た図で、骨盤が前傾していると、お尻が出っぱって太ももが張りやすくなり、後傾しているとお腹がポッコリするんですね。
次は前から見た図。骨盤が左右どちらかに傾いていると、ウエストが広がって、ずん胴になります。
骨盤を正しい位置に持ってくるには、ガードルなどの強い圧力で締め付けているだけじゃダメ。ただ苦しいだけで、脱いだら元に戻ります。
補正下着に望まれるのは、骨盤をぐるっと包み込み、ゆがんだ状態を正しく中心に調整する構造になっていること。骨盤のバランスが整えば猫背や反り腰も治るし、インナーマッスルが鍛えられて、肥りにくいボディになります。
スリムシェイプの構造はどうなのか、生地をチェックしました。
こちらが前側。かなり弾力のある生地で、厚みもあります。エラスタン繊維と言って、ゴムのように500%以上もの伸縮性がある繊維を使っているそうです。
蒸れないか心配でしたが、通気性の良いレースを使っているので夏でも大丈夫。冬には遠赤効果で体温を逃がさない仕組みになっています。
ヒップがこちら。ハート型に透けているのかと思ったら、ヒップアップのためのV字ラインなのだそうです。
お尻周りを包み込んで、たるんだヒップをツンと上向いた形に持ち上げるよう、横と縦に伸びる構造です。
本当にヒップが持ち上がるのか、ストレッチ感のあるパンツの下に履いて、写真を撮ってみました。
履いたのはドゥクラッセ(DoCLASSE )の「スポンジライト・クロップドパンツ」(定価 6,990円)のオフホワイトです。下着が透けない防透加工が施されており、黒の下着を履いても大丈夫。ただし後ろにポケットがないので、お尻のラインを補正してくれるショーツが必要です。
どうでしょうか、おばちゃんのヒップですが、ちゃんと持ち上がりました。
角度を変えるともっと分かりやすいですね。私は偏平ケツなのですが、丸みが出て、変な段々も出来ていません。
総レースがゴージャスだし、サポート機能は優れているしで、スリムシェイプ はこれまで試した補正下着の中では上位にランクインすると思いました。
履くときは直履きでもいいし、普段履いている下着の上から着用しても、実感に差はないそうです。それだったらショーツのように枚数が多くなくて済みますね。公式サイトにはショーツの上に着用した画像が載っていました。
ただしお値段はプチプラではありません。私が購入したのは1枚パック、4,290円(税込)です。公式サイトを見ると最新のリアルタイム注文状況が表示されるんですが、1枚パックか3枚セット(12,650円・税込・送料無料)の購入が多いようですね。
あっという間に冬は過ぎ、薄着の季節になってから慌てないよう、くびれの美しいS地ライン作りに励みたいと思っています。