女性も最も上品に見せてくれるカラーはベージュだと思います。ただし一歩間違うと、生活に疲れた感じにも・・・。ちょっと残念だったのが、ベージュのワントーンコーデについて書かれた下の記事。とりあえずのベージュは「おばさんっぽくなる」かもしれませんが、若くても素材が悪いと「貧乏くさくなる」んじゃないでしょうか?
去年の12月、オールベージュのコーデについて記事をアップしました。このときに書いたのは、くすみを防ぐ差し色をプラスすること、高見えするアクセサリーでクラス感を上げることです。
ベージュが難しいのは色の幅が広いこと。イエローベージュ、ピンクベージュ、ブルーベージュ、ブラウンベージュなどがあり、それをひとくくりでワントーンコーデと呼ぶには無理があるのです。
まずは失敗例をお見せしましょう。フィフス(fifth )の「コンパクトリブニットカーディガン」(3,139円)のベージュと、GUの「ミラノリブニットワイドパンツ」(1,990円)のピンクベージュを着ています。
ついでに、ベージュにはブラウンのシューズという、既成概念にありがちなコーデにしました。確かにおばさんっぽい(笑)。シューズの差し色を間違えたこと、プチプラアイテムだけでコーデしたことで、生活に疲れた感 = 貧乏くささが出ているんですよね。
ではベージュが上品に見えるという特性を活かして、高見えさせるにはどうしたらいいか、他の着こなしをしてみます。
トップスは同じfifthのカーディガンで、パンツはブルマリンのシルクタフタ生地に替えました。パンプスも含め、全体をイエロー系のベージュでまとめています。
若々しく見せるために欠かせないのは、どこかに光沢と白をプラスすること。ネックレスとピアスは大粒のパールにしました。全てが無地だと単調になるので、アニマル柄のバッグもプラスしてインパクトを添えています。
これからは麻のベージュが流行する季節が来ます。大人の女性が着るなら少々高くついても、上質な生地を選んでくださいね。シワのより方、光に当てたときの光沢感、手触りなどをチェックしましょう。
下のシャツはドゥクラッセ(DoCLASSE )の「21番リネン・バックデザインチュニック」(5,990円 → 3,990円)のストーンというカラー。「素材は細番手の21番リネン。パリッと清涼感があり、光にかざすと節が見えるやや薄手の生地で、着るほどに体になじみます」という説明があります。
後ろが2枚重ねになっているデザインがステキです。インナーに白のキャミソールを着て、サラリと羽織りたいですね。