20代~30代のころ、Hanes(ヘインズ)の白Tシャツをよく着ていました。赤パックと呼ばれたメンズ用3枚セットを買って、紺ブレやVネックニットの下に着ていたものです。Sサイズでも大きいし、生地が薄いのでネックはすぐヨレヨレになりましたが、今で言う「こなれた感」がカッコいいと思っていたんですよね。
まだ売っているのかネットを見たら、なんと「Hanes Japan Fit (ヘインズ ジャパンフィット)」という日本人向けサイズが出ているのを知りました。しかもFor Herという女性用もあるじゃないですか。さっそくAmazonでクルーネック2枚組(グレーとホワイト)を購入しました。
[ヘインズ] Tシャツ(2枚組) 綿100% ジャパンフィット 5.3オンス 2P Japan Fit for HER クルーネックTシャツ HW5320 レディース ホワイト/ホワイト L 新品価格 |
袋から取り出して驚いたのは、昔のHanesと違って生地が厚くなったこと。「For Her」は丈とアームホールが小さくなって、肌着っぽさがありません。脇に縫い目がない「丸胴編み」になっているのに加えて、ネックの開きがメンズに比べて深いのが特徴です。
ネックに入ったお馴染みの赤いHanesのロゴが可愛くて、日本人向けでありつつアメリカンな気分になりますね。縫い目の凸凹が首周りに当たらないよう、手の込んだ仕掛けが施してあるのは、さすがアンダーウェアでトップシェアのブランドです。
身体のラインにはどんな具合にフィットするのか、一枚で着てみました。Mサイズでぴったり。袖の長さがちょうど良く、脇のダボつきもありません。
セオリー(Theory)のサマージャケットを上に羽織ります。スタンダードでミニマムなイメージになりました。
今回はホワイトとグレーの2枚セットを買ったので、グレーは雰囲気を変えてコーデしましょう。
白のボトムスはドゥクラッセ(DoCLASSE )の「スポンジライト・クロップドパンツ」。大粒のフェイクパールネックレスでフェミニンな雰囲気にしました。
昨日の記事でコーデしたドゥクラッセの「エアリーストレッチ・テーラードジャケット」のライトベージュを羽織ると、全体的に優しいトーンになりました。
Hanesは1901年、広大なコットン畑が広がるアメリカノースカロライナ州ウィンストンに誕生したコンフォートウェアのブランド。コットン天竺の心地良さはそのままに、形と厚みがグレードアップしたHanes Japan Fit (ヘインズ ジャパンフィット)は、これから引き出しの常備Tシャツになりそうです。