ゆく時代、くる時代。元号が変わる記念に何かを残したくて、新しいブログを書き始めました。ファッションでも美容でもなく、自分の体験をベースにした物語です。昭和に生まれてから平成が終わるまでに、私は15回もの引越しをしてきたのですが、その時々のエピソードを形に残すことにしました。
私のもう一つの職業は作詞家・構成作家で、NHKの「おかあさんといっしょ」や教育番組などで、子どもの歌を書いてきました。代表作は「赤いやねの家」といい、小学校の音楽教科書にも長いあいだ掲載されています。
小学生のときに住んでいた、電車の窓から見える借家をイメージして作詞したのですが、このときの思い出は序の口。大人になるほどに、失ってしまうものへの切ない想いを抱えながら、15回の引越しブルーを経験しました。
遠い昔でうろ覚えのことが多く、1話を書き切るのに記憶の旅は時間を要します。でもいずれボケて忘れてしまわないうちに、もう帰ってこない場所や人を文章で生き返らせたいと思うのです。
GWのスタートと共に始めたので、まだページ数は微々たるもの。でも流行を追いかけるファッションブログとは一線を画して、読んでくださる皆さんにとって宝物になるサイトを作る予定です。どうそよろしく!