カジュアルファッションが大好きな私は、クライアントとの会議にも、ジーンズで行くことが多くなりました。ただしラフになりすぎないよう、上に羽織るアイテムできちんと感を出します。その例をお見せしましょう。
まずはベースになるコーデ。ストライプのブラウスとLEVI'S(リーバイス)701のデニム、GUのエナメルサンダルをセットにして、あとは羽織りものを替えていきます。
ジャケット着用でなくてもOKな場所へは、黒のカーディガン。MAXMARAのタイトな七分袖はしっかりした生地で、上半身をコンパクトにまとめてくれます。ボタンを留めずに羽織ると両サイドが額縁のようになって、中身が締まって見えるのです。
流行を意識するときはレースのロングカーディガン。フィフス(fifth )の「フラワー刺繍スカラップロングガウン」を羽織りました。3,224円のプチプラですが、パールのネックレスをプラスして、ホワイトの上品さを前面に出します。
このレースのガウンはすぐソールドアウトしたようで、fifthからは似たタイプのスカラップフラワーレースガウン が出ています。
同じくホワイト系で、今度はテーラードジャケットを着てみました。3年前にバーゲンで買ったUnacaの麻・レーヨン素材。ボタンを留めて着ることで、きちんと感がアップします。
ジャケットではなく、リネンのシャツをさらりと羽織ってみましょう。ドゥクラッセ(DoCLASSE )の「21番リネン・バックデザインチュニック」はストーンという生成りのカラー。柔らかい雰囲気になります。
同じリネンでも、黒のジャケットにすると雰囲気が一変します。Theoryの丈が長めなリネンジャケットを着ました。重くならないように前を開け、袖をたくし上げて手首を見せることで、抜け感が生まれます。
夏は電車やビルの中など、エアコンが効いて寒い場所が多いので、羽織り物は必須です。コーデに悩まずに着られて、出番が多いカラーはモノトーン。冷房対策でありながら、見た目では「涼」を感じさせる夏向きのカラーだと思います。