大人の女がニットを選ぶとき、肌がいちばん艶っぽく見える色はベージュだと思います。ただし一口にベージュと言っても、黄色がかったもの、青みがかったものなど、着てみると予想と反するベージュも多いのです。
ドゥクラッセ(DoCLASSE )の新作アイテムで見つけた「メランジコットン・Vネックプルオーバー」5,990円は、華やかに見えるベージュ。遠くからだと単色かと思うのですが、近くで見るとミックス糸が使われています。
薄いベージュの糸に、光沢のある濃いベージュの糸を編み込んでいることで、離れるとピンクベージュに見えるんです。
素材はアクリル38%・綿32%・レーヨン30%のローゲージニットなので、季節を気にせずに着られます。
ざっくりとした風合いを生かして、そのまま着てみました。メリハリをつけるために、ボトムスはギンガムチェックのテーパード。スニーカーとの相性もいいニットです。
ボトムスをデニムスカートに替えてみましょう。履いたのはリエディ(Re:EDIT) の「ヴィンテージライクリメイク風デニムロングスカート」3,990円。全体がズドーンと重くならないよう、ブラウンの太いベルトをして、カントリーっぽくコーデしました。
エレガント路線のコーデも可能。今年の秋、流行のきざしを見せているタイトスカートには、そのままストンと着ます。ベージュのニット以外は全てブラックにして、縦長のラインを作りました。
ローゲージニットは丈が短いと肥って見えるし、長すぎると重くて疲れます。腰のあたりにきて、デニムパンツのポケットに手を入れられるぐらいの丈がベスト。寒くなったらネイビーのピーコートの下に着てみたくなりました。