9月27日の記事で、BB&CCクリームを使った写真を撮ったときに着ていた服は、去年スタイルストア 
で立て続けに購入したKilka（キルカ） というブランドです。キルカの良さは下の５つ。年齢も体形も選ばないところが気に入りました。
- 家で洗える
- ノーアイロンでシワになりにくい
- 服がからだをすっきりみせてくれる
- Made In Japan
- 手の届きやすい価格
最初に買ったのは「襟元がヨレにくいカットソー」のオレンジレッド。どこに着て行っても「すてきな色ですね」と褒められ、グレイヘアを目指す今はますます似合うようになりました。
ポリエステル 73%、レーヨン 22%、ポリウレタン 5%のオールシーズン着られる素材で、さすがきちんとした日本の縫製。千円札6枚で買えるので、まだ売っているうちに予備を手に入れようと思っています。
トップスの次に購入したのはネイビーの「洗えてシワになりにくいウエストベルトワンピース」。フォーマルな席にも仕事にも着て行けて、アクセサリー次第で変化が付けられます。
去年からワンピースはマキシ丈が流行なのですが、若い人たちがこぞって着ていると思うと、逆行したい気分になりました。値段が高くても安くても、ワンシーズンで捨ててしまう服には愛着が持てないのです。
ファッション購買者の心理を言い得ていると思ったのは、甲南女子大学教授・米澤泉さんの記事。10月末で日本を撤退するフォーエバー21を例に挙げて、ファストファッションからスローファッションへの転換期が来たことを語っています。
特に「そうだよね」と思ったのは、ユニクロがなぜ好まれるかという理由。
フォーエバー21のように華やかで流行性が強いが、クオリティはあまりよくないブランドよりも、ユニクロのようにベーシックでシンプルかつクオリティも比較的高いブランドが好まれるようになったのだ。アスレジャーなども注目される中、機能性も改めて重視されるようになった。
ファストファッションのショップ同士がトレンドを競っている間に、消費者の目が肥えて行き、「流行している」だけの見た目には騙されなくなってきたのだと思います。
ちなみにスローファッションとは、質の良い服を長く愛着を持って大切にすること。簡単に使い捨てするファストファッションの対極にあります。親から受けついだ服をリメイクしたり、メルカリで買った服をリユースしたり、シェアすることもスローファッションです。
無駄がないように同じラインで揃えようと、私がKilkaで買ったコートは「ストレッチ生地で動きやすい裏起毛コート」のネイビーです。裏地がなくて寒い？と心配でしたが、裏起毛があるので大丈夫。大判のカシミアストールを足せば真冬でも平気です。
ボタンホールが美しく、ブランドラベルには品があります。
そしてKilkaの新作として今シーズン追加されたのが「洗えるあったかプルオーバー」。お色は3色ありますが、深みのあるグリーンが一目で気に入りました。
「あたたかくて、毛羽立ちせずきれいに見える、薄手のニットとブラウスのいいところを合わせたようなトップスがあったら」を実現して生まれたブラウスだそうです。
モデルさんが履いているKilkaのパンツも近日発売予定だそうで、スローファッションにぴったり。10年は着続けたいアイテムです。
