今やスカートはロング丈が主流になりました。女らしさを求めるなら、ふんわり広がったフレアスカートですが、40歳を超えるとキュートな雰囲気はイタいと言われがちです。
そこに抜け道。フレアスカートの「甘さ」を「甘辛」にしてくれるのが、スエード生地なんです。ただし本革のスエードだとロングスカートには重たすぎるし、カビが生えやすくてメンテが難しいので、フェイク生地をおすすめします。
私が購入したのは、ピエロ(Pierrot)からのメールで知った「フェイクスエードスカート」3,790円です。 素材はポリエステル90%、ポリウレタン10%なのに、スエードの質感そっくり。最新の技術には驚きました。
カラーはモカ、グレイッシュカーキ、ベージュ、ライトグレージュの4色。どうせフェイクなのだから長持ちさせることは考えずに履こうと、私は新色のライトグレージュを選びました。
洗濯表示のラベルを見ると、家では洗えません。汚れたら消しゴムでこするか、ドライクリーニングですね。
前身ごろと後身ごろを跨るように付いたポケットがおしゃれです。ただしゴムウエストを見せるとフェイクがバレちゃうので、トップスは外に出したほうが良さそう。
ブラックのローゲージタートルとコーデしました。シューズは色を外して、ダークブラウンのカジュアルな紐むすびブーツを履いています。
ライトグレージュを買ったからには、やってみたいのが同系色コーデ。街に暗い色が溢れる冬に、ホワイト系の明るい雰囲気を持ち込みたいと思います。
トップスに選んだのは、ドゥクラッセ(DoCLASSE )の「メランジコットン・Vネックプルオーバー」5,990円のベージュ。前の裾だけを少しつまんでスカートにインして、シューズはフィットフィット(fitfit
)「スクエアトゥショートブーツ」15,900円のダークブラウンです。
この上に羽織るコートは濃いめのベージュ。一生ものとして大事にしているエルメスのハーフコートです。裏地は付いていなくても圧縮ウールで温かいし、他のコートとの重ね着もできちゃう。数十年は着ているコートですが、今年の流行色ベージュの主役として、大活躍してくれるでしょう。