数年前から流行が続いているグレンチェック。女性が着ると「ハンサムウーマン」という言葉を使いたくなる柄です。ただし2年前にGUがグレンチェックのジャケットを売り出した時には、肩掛けしたコーデがフーテンの寅さんに思えて、私は敬遠しておりました。
でもこの冬はどうしても欲しいグレンチェックを発見。ドゥクラッセ(DoCLASSE ) から出ている「ウールタッチ・ワイドクロップドパンツ」7,689円(税込)です。
無地の他に用意された2種類のグレンチェックは、「ブルー・パターン」と「ブラウングレンチェック」。少年っぽい半端丈のワイドパンツで、しかもトラディショナルなチェック柄なのは可愛すぎます。ぜひともショートブーツとコーデしたくなりました。
私が買ったのは「ブルー・パターン」。素材はポリエステル67%・レーヨン31%・ポリウレタン2%ですが、ウールそっくりで手洗い可です。後ろがゴム仕様で、サイズ調整ができるボタンも付いています。
センターにはピンタックが入っていて、縦のラインが強調されるので、ワイドパンツでもほっそり見えます。
赤いラインが入っているのに合わせて、同じくドゥクラッセの「イタリア糸・アルパカ混セーター」6,990円のオレンジをトップスに選びました。トラッド路線のコーデ。流行の形をしたパンツなので、古臭いイメージにはなりません。
この上に着るコートは、やはりネイビーのピーコートでしょう。オールドイングランドの圧縮ウールは裏地なしでも暖かくて、すぐに手が伸びるコートです。
今っぽいパンツのシルエットを活かして、ライダースジャケットを羽織ってみましょう。ニットをウエストインすると、ワイドパンツなのに足長に見えます。
着ているブルーのニットは、ピエロ(Pierrot)の「シルクタッチ ウォッシャブルニット」(1,598円)。春にランキング1位が続いた人気ニットです。
秋からは「UV&ウォッシャブル2type長袖リブニット」(1,990円)がランキング1位です。襟はボートネックとVネックがあります。
Pierrotがニットで得意とするのは、色数が多いこと。このニットはなんと18色も用意されています。
おすすめはスモークネイビーブルー。私が着ている春ニットと同じカラーです。光の下ではもっと明るく見える不思議な色で、沢山の方々から褒められました。冬になって、コートを脱いだときに現れるニットの色は、女の勝負カラー。自信の持てる1枚を用意しておきたいですね。