肌のくすみが気になる年齢になると、今年の流行色、くすみカラーのお洋服も似合わなくなります。10歳ぐらい老け込んだように見えて、街を歩けばその他大勢に溶け込み、影の薄い人になりがちです。
でも例外がひとつ。くすみピンク(ダスティピンク)だけは、歳を取るほどおしゃれに見えるカラーだと思います。手持ちのアウターで例をお見せしましょう。
チャコールグレーのニットワンピに羽織ったのは、GAPの「ナイロン ボンバージャケット」。デザートサンドという色名でした。
去年の1月にMA-1が欲しくて購入したのですが、ピンクは目立ちすぎるかなと思って、着て歩くのを躊躇しておりました。でも髪に白いものが混じる今だと逆に違和感がなくなり、これくらいの主張は許されます。ツヤのあるダスティピンクが顔色を生き生きと見せてくれます。
同じニットワンピに、今度はur's(ユアーズ) の「フェイクスエードカットオフノーカラーコート」を羽織りました。
マットなダスティピンクは上品に見えて、もっさりしないフェイクスエードが軽快です。ネックレスとパンプスを渋めのレッドにして、さらに華やかさをプラスしています。
今季の流行に乗れる素材で、ダスティピンクのアウターを探しました。イチオシはドゥクラッセ(DoCLASSE )の新作「ウールシャギー・ダブルピーコート」17,490円(税税込)。
形はピーコートなのに、モード感があるのが大人っぽいです。毛皮じゃなく、エコファーっぽい生地は嫌味がありません。
ダウンコートも可愛い色が見つかりました。しかも裏がエコファー。「ファーフード・スタイルアップダウン」10,989円(税込)。ダウン90%・フェザー10%が入っているのに、リーズナブルなのも魅力です。
ウエストにドローストリングが仕込まれていて、絞るとほっそり見えます。
もう一着、新作の「ループヤーン・ステンカラーコート」19,900円(税込)。エレガントにもカジュアルにも着られるデザインです。
素材はポリエステル100%なんですが、ウールに見えます。ループ糸が空気をたっぷり含んでいるので、暖かくて軽いのが魅力。何年でも着られそうなダスティピンクだと面ます。