このブログも4回目のお正月を迎えました。書き始めたころのコーデ画像を見ると、捨ててしまった服、今でも大事に着ている服が混在しています。
白髪を伸ばすようになって、若向きな服は二度と着られないと決心したのですが、いざ捨てる段になると勿体ない。パリやニューヨークの高齢女性のように、堂々と着られる方法はないか考えました。
今回実験したのは2つの赤い服。まずは中国発のプチプラショップ、タイドバイ(Taidobuy.com )から2,192円で取り寄せた真紅のAライン・ワンピースです。下の画像は2018年の秋。ブラックのアイテムを合わせて、そのままストンと着ていました。
Taidobuyカジュアルワンピース体型カバーAライン着痩せポケット
グレイヘアに向かっている今は、プラスするアイテムをブラックからブラウン系に替えます。ペイズリー柄のストールと、リブレギンスにショートブーツ。赤いワンピースをチュニックとして着るなら、まだ今年も大丈夫そう。
ペイズリー柄のストールはカシミア100%のイタリア製。15年ぐらい前に三越で買った記憶があります。当時は地味すぎて失敗したと思っていましたが、今の年齢になって、派手すぎる服をトーンダウンさせるのに役立つことが分かりました。
そのままでは着られなくなった赤い服。次は金ボタンがついたラルフローレンのピーコートです。さすがにこれは断捨離しなきゃと思ったんですよね。
下のコーデは髪を真っ黒に染めていた2019年1月。ビーズネックレスとパンプスを赤にして、インパクトを強くしています。
「肩の力を抜いてセンス良く」を考える今年は、コートのインに入れる色をわざと地味にしました。フィフス(fifth)の「ハイゲージ前後差タートルニット」のブラウン。ピンクがかったブラウンなので、赤いコートのインに似合います。
パンツはマックスマーラのダークブラウン。先ほどのペーズリー柄ストールを外に垂らすことで、全体的にブラウンの分量が多くなり、派手な赤に負けなくなりました。コートを脱いだときはストールを顔の近くに持ってくれば、繊細な柄が華やかさをプラスしてくれます。
派手な色はコーデ次第で大丈夫なのが分かっても、年齢不相応なミニスカートや肩出しトップスなどは着ようとは思いません。あくまでも「上品に」が基本。昨年12月の記事に書いたように、肌・髪・身体のメンテナンスを頑張りながら、今だから似合うファッションコーデを発案したいと思っています。