老いを実感する年齢って何歳なんでしょうね。日経 xTECHの記事によると、45歳以上のエンジニアにアンケート調査を行った結果、50歳を境に老いを受け入れる割合が増加していると出ていました。
そして今朝、AREA dot.の記事「アラフィフ突入。締め付け下着、やめてみました」を見ると、女性は45歳が老いを実感するターニングポイントと書かれていました。えっ、そんなに早いの!?とビックリです。
スゴイ写真を載せちゃいますが、私が45歳のときです。毎週ヨットに乗って、海の紫外線を浴びまくっていました。派手な水着はドルチェ&ガッバーナのレオパード柄ですが、もっと際どいビキニだって平気で着ていたんですよ。
この頃はヨット仲間たちと暴飲暴食をして、ダイエットなんて興味なし。美白とは無縁で、顔にもサンオイルを塗りたくって焼いていましたよ。老けたと思う暇のないほど、生きている今を楽しんでいれば、老いは寄ってこないと思っていました。
そしてついにガングロをやめたのが49歳の夏。幸いにもシミは残らず、日焼け止めを塗るだけの紫外線対策をしていました。あと4カ月で50歳なのに、まだイケイケだぞ~って思いたいので、エアロビクスに通って筋肉と姿勢を鍛えるのが習慣でしたね。
こんなアラフィフを過ごした私から見ると、AREA dot.に老いの記事を書いた女性が、「年を経るごとに“ラクさ”と“心地よさ”を優先」しているのには、まだ早すぎるんじゃないの?と勿体なく思うのです。
記事から引用します。
45歳というのは、このように“老い”が少しずつ表面化し始める年齢なのでしょう。今までとは明らかに“何か”が違ってきているのを、私も実感しています。気力は意外とあるのです。でも体力は30代の頃に比べると明らかに落ちてきていて、「しんどい」と思える場面が増えています。だからこそ45を境にこうした日々の「しんどい」を取り除くようにしています。
ワイヤーブラを卒業する、ヒールのある靴を無理して履かない、トイレのときに面倒なベルトはしない、体にフィットする服ではなくゆるいデザインの服を着る……etc.
どうなんでしょうね、「しんどい」を取り除くことって、身体を楽ちんにすることなのかな。女の現役から遠ざかった80歳のおばあちゃんみたいに思いました。
はっきり分けたいこと。「 若作り」と「若々しい」とは違います。
いつまでも若々しくいる努力と気力は、人生100年時代に向けて、健康にも美容にも必要です。ウエストだってフリーにするより多少締め付けていたほうが、食べ過ぎて脂肪がつくことを防ぎます。
私もワイヤーブラは付けませんが(肌がかぶれるので)、自然なバストアップを心がけるためのジニエブラは付けています。見せ下着と呼べるブラでなくても、リブニットを着たときなど垂れ乳にならないよう、鏡に映った自分にがっかりしない対策です。
肌にやさしいジニエレーシィブラを着けて、横から見た画像は下の記事に載せました。
ジェロントロジー(老年学)の専門家によると、老いの受け入れについては、他人と比較するのでなく、過去の自分と比較したほうが、自然と老いの準備ができるのだとか。
私は12月で64歳になりましたが、40代の頃と比較しても、まだイケると思っています(笑)。グレイヘアだってトレンドに乗れたことを前向きに楽しんでいますからね。100歳になってもデニムパンツが似合う「ちょい悪マダム」でいられるよう、楽ちん路線は歩きません。