首もとを暖かくおしゃれに。縦長のストールは簡単に巻けますが、たまに正方形のスカーフを巻こうとすると失敗しませんか? 私がうまく巻けなかったのは、A型の性格が反映されて、きっちり折り畳みすぎたせいでした。
実例を下のスカーフでお見せしましょう。大判ウールのペイズリー柄スカーフとエルメスのシルクスカーフです。
これまでは折り紙みたいに、端をきっちり合わせて平行に折っていました。
これをハイネックリブニットに巻いてみます。着ているのはドゥクラッセ(DoCLASSE )の「ソフトウール・リブハイネックセーター」と、スタイルストア の「洗えてシワになりにくいウールライクテーパードパンツ」。
わざとゴムウエストを見せて履くこのパンツは、モード感があるし、洗濯機で洗えるのでヘビロテ中。ところがスカーフが几帳面すぎて、コーデを殺しています。
Kilka/洗えてシワになりにくいウールライクテーパードパンツ 定価 10,780円
それでは大雑把でテキトーにスカーフを巻くやり方。こんなに大判でも、どこかに置いて畳んだりしません。空中戦です。
まずはスカーフの端と端をつまんで、対角線に持ちます。
真ん中あたりを手でつかんで、首にぐるっと巻いたら終わり。あとは前をクロスさせます。
垂れる長さをアシンメトリーにして、ふんわりと。おしゃれ度がアップしました。
勝手に「女優コート」と名付けた、ドゥクラッセ(DoCLASSE )の「ボイルウール・羽織りコート」(チャコール)とコーデしました。さっきよりもっとラフに巻いています。
ボイルウール・羽織りコート 定価 19,900円
エルメスのラグジュアリーなスカーフも、同じように端と端をつかんで、対角線に垂らします。
ガシッと真ん中を鷲づかみして、首に巻き付ければOK。
こうするとスカーフの柄がまんべんなく見えますよね。
昭和だったらコンサバ一辺倒だったスカーフの巻き方も、令和は鏡を見ずにクシュクシュと。こなれた感を出すことが、オバサンっぽさから脱する秘訣です。