歳のせいでしょうか、グレイヘアのせいでしょうか。近ごろパーカーが似合わなくなったと感じます。ボリューミーで上質な生地ならいいんですが、薄手のタイプだと貧相に見えるのです。
例えば、グレーとネイビーを何回も買い替えてきたGU(ジーユー)の定番「スウェットフルジップパーカー」。
他のトップスやアウターとレイヤードするなら良くても、デニムパンツの上に着ると、着古したご近所ウェアになってしまいます。中高年体形をバラすのは、お腹のあたりを目立たせるパーカーのカンガルーポケットかも。ジップアップのせいで、特に真ん中がたるむんですよね。
パーカーの代わりに、よく着るようになったのがカーディガン。同じグレーの色味でも、ツヤ感のあるリブカーディガンを合わせると、オバサンっぽさが抜けるのです。一番上のボタンだけを留めて、Xラインを作る着こなしかたも功を奏しています。
羽織っているのは ur's(ユアーズ) の定番「Vネックリブニットカーディガン」(杢グレー)。幅広な凹凸のリブ素材がボディライン隠しに役立ちます。
Vネックリブニットカーディガン 3,190円
もう一枚、よく着ていたのがピエロ(Pierrot)の定番「ワッフルジップパーカー」(ブラック)。適度な厚みがあってファスナーもしっかりしているんですが、ワッフル素材はファストファッションブランドでよく見かけるせいか、安さがバレてしまうのです。
同じくピエロのボーダーマキシスカートを履いて、トップスをカーディガンに替えてみます。ボタン2つを留めて着たのは、ドゥクラッセ(DoCLASSE )でレビュー数の多い「UVニット・アイレットカーディガン」(ブラック)。パーカーよりずっと薄手の素材なのに、安っぽくは見えません。
UVニット・アイレットカーディガン 3,990円
オールゴムウエストの「ドライタッチ・ピンタックパンツ」とのコーデも、何気にパーカーを着ていたら、ほっこり感が出てしまったことでしょう。6月1日の衣替えを過ぎ、コロナの緊急事態宣言も解けたので、年齢に合わせた衣類の整理を本格的に始める予定です。
ドライタッチ・ピンタックパンツ68cm 3,990円