ファッションの流行には、何歳になろうと興味津々。自分には若すぎるもの以外は、失敗しても後悔しないプチプラで試すことにしています。ただし流行遅れになったからと捨てたりせずに、服を断捨離する基準は、「好き」か「嫌い」かの二択です。
目をとめたのは、COSMOPOLITANのWEBサイトに載っていた『もはや幻!?「絶滅」しつつある過去のファッショントレンド』という記事。ギャラリーを見ると流行遅れの代表として、かぎ針編みトップ、ブーツカットジーンズ、アームウォーマー、カモフラージュ柄などの画像が出てきます。
ここまでド派手なコーデに縁はありませんでしたが、何も絶滅させなくたって・・と思うアイテムも。大きなリングのついた「使えないベルト」、レトロを通り越しておばさんっぽい「アーガイルセーター」など、私は大事に取ってあります(笑)。試しに着てみましょうか。
まずは30年前に買ったクリスチャン・オジャールのベルト。幅広で大きなリングがいっぱいついています。
流行しているAラインワンピースにこのベルトをプラスしました。ピエロ(Pierrot )の定番「ノースリーブAラインワンピース」(ブラック)です。ベルトループの金具は1個だけ通して、端を斜めに垂らすと腰が細く見えます。
ノースリーブAラインワンピース 2,990円
同じワンピースをそのままストンと着てみました。寂しげで喪服っぽく見えちゃいます。ただでさえ胴回りが太く見える年齢なので、ベルトでカムフラージュするのは正解かもしれません。
次はフレッド・ペリーのアーガイルベスト。これも30年以上キープしていると思います。
デニムパンツに合わせると当たり前すぎるので、プチプラでも最近のパンツを履きましょう。ピエロの「高見えストレートパンツ」(ベイクドピンク)とのコーデです。インにはドゥクラッセ(DoCLASSE )の「ドゥクラッセTシャツライト/前後二重」(ホワイト)を着ました。
高見えストレートパンツ 2,190円
このコーデからアーガイルベストを省いたら・・・、シンプルなんですが、なんだか寂しい。これから運動しに行く感じにも見えちゃいます。
ドゥクラッセTシャツライト/前後二重 3,490円
この夏はコロナの家ごもりで、服の断捨離をしまくりましたが、年代物でも捨てなかったアイテムがこうして役立っています。
アパレルが作り出す流行にまんまと乗るには、なんだか気後れしてしまう私の年齢。今の時代に流行遅れはないと開き直って、培ってきた個性に自信をもってアウトプットするのが、ウィズコロナ時代のファッションコーデかなと思っています。