目立つプリントや派手な色の服は、記憶に残るだけに「また着てる」と思われがち。衣替えのときにどうしようかと悩みませんか。私だったら取り合えず衣装ケースに仕舞うより、クローゼットに出したままにしておきます。歳は確実に取るし、来年は似合わない可能性があるので、旬のうちにコーデを工夫して着倒したいからです。
下の画像は2年前。髪を黒く染めていたころです。アクアガレージ(aquagarage )の「フレアスリーブブラウス」は、くっきりしたコントラストが気に入って買いました。
フレアスリーブブラウス 1,590円
グレイヘアになった今では派手すぎるかな?と、今年で処分するつもり。その前に、他のアイテムの下に着て秋冬に役立てることにしました。
バナナリパブリック(Banana Republic)の「ニットポンテ ブレザー」のインには、ブレザーからブラウスの裾を出して、モードっぽいコーデを。ポリエステル100%のプチプラブラウスでも、この着方なら値段がバレません。
もっと寒くなったら、ドゥクラッセ(DoCLASSE )の「イタリア糸・アルパカ混ロングカーディガン」を羽織ります。ストライプの一色とカーディガンのベージュがマッチして、リュクスな雰囲気になりました。
イタリア糸・アルパカ混ロングカーディガン 9,990円
思いきりトレンディなフィフス(fifth)のアイテム、「サイドリボンデザインバックロングシャツ」は、春夏っぽいイエロー。サイドのリボンが特徴で、記憶に残るタイプです。
オーバーサイズのフォルムを生かして、これからの季節にはインにタートルネックのニットを入れます。綿100%のブラウスでも、上物として充分に着られます。
ボタンを外して羽織ると、ジャケットに見えますね。ブラックのタートルニットだけじゃ地味になりがちでも、ふんわりと羽織ったイエローのおかげで若々しくなります。
レイヤードしやすい丈でもあるので、さらにもう一枚、前空きのロングワンピースを足しましょう。ur's(ユアーズ)の「リネン混ロングシャツワンピース」(ネイビー)は厚手の生地なので、ライトコート代わりに使えるのが魅力。
全体としてダークなトーンの中に、一色だけイエローが入ると顔が明るく見えます。
リネン混ロングシャツワンピース 3,990円
来年も着るか分からないけれど、とりあえず置いておくのは、私の経験から言うと着ない確率が大。であれば目に付く場所に出しておいて、レイヤードして活用するか、新しく買った服の邪魔になって追い出されるかのほうが良いと思っています。
減らすべきはクローゼットに吊り下げた服より、衣装ケースに詰め込んだ見えない服ではないでしょうか。