月に2回ずつ通ったデンタルクリーニング(歯石除去)と歯周病治療が終了しました。口腔内を6ブロックに分けてやるので期間は3カ月。麻酔注射をいっぱい打ち、歯茎の奥まで40分ほどガリガリやられる治療ですから、途中で気持ちが萎えそうになることもありましたよ。
歯医者さんに通い始めたきっかけは下の記事に書いています。コロナ自粛のステイホームが続いていたころ、健康と美容のためには歯磨きがいかに大事かの動画を見て、2年ぶりの歯科検診に行ったのです。
プロポリスの歯磨き「プロポデンタルEX」を愛用している私は、虫歯が無いことを褒められたのですが、指摘されたのが歯周ポケットの深さでした。「チクチクします。痛かったら左手を上げてください」と言われ、歯の根元を1本1本チェックした後の検査結果はビビりました。
45歳以上になると、歯周ポケットを保有している人の割合は過半数を占めるんだそうで、しかもすべての年齢層の4割に、歯肉からの出血が認められるって怖くないですか? 歯石&ポケットが出来たら、優れた歯磨き粉だけじゃ足りません。
歯石が付き始めたときは歯肉炎でも、出血が見られるようになったら歯周病の中期、重度の歯周病になると歯槽骨が溶けて、歯が抜けてしまいます。
私の歯周病がどれほど進んでいたか、治療が終わった今だから、参考までにデータをお見せします。歯周ポケットの深さはそれぞれの歯によって違いますが、平均しての値です。
【 2020年6月30日 】
歯周ポケットの深さ 上歯茎:7mm 下歯茎:3mm
出血 1/3の歯にあり
【 2020年10月6日 】
歯周ポケットの深さ 上歯茎:2mm 下歯茎:2mm
出血 なし
どうですか、3カ月の治療で劇的に改善されたでしょう? 初回の歯周診断書では、上歯茎が重度歯周炎に差し掛かっていたのが、6回の治療ですっかり腫れが引き、出血も無くなりました。年齢が年齢なので歯周ポケット2mmは致し方ありませんが、あとは半年に1度ぐらいの検診でOKになったんです。
歯科衛生士さん曰く、「こんなに短期間で歯茎の状態が回復する人は珍しいですよ。ブラッシング指導した通りに、歯磨きを完璧になさったからです。」だとか。写真を何枚も取って、最初のときと比較して「すごい!頑張りましたね!」と褒めちぎられました(笑)
歯磨き指導のときには、「いつも使っている歯ブラシを持ってきてください」と言われ、ちょうど使い始めたばかりの電動歯ブラシを持参ました。サブスク電動歯ブラシ GALLEIDO DENTAL MEMBERといって、月280円から始めるサブスクリプションです。人気メーカーの電動歯ブラシに比べると小ぶりなんですが、歯の隙間のひとつひとつを磨くのにはちょうど良いサイズとのことでした。
どんなに忙しくても、食後の歯磨きはきっちりと15分。歯ブラシを縦に持ち、内側と外側から歯の隙間に毛先を差し込んで、電気振動に指の動きも加えます。最後は歯間ブラシを2サイズ使い分けて、歯の根元からゴシゴシとブラッシング。デンタルクリーニングで歯石を除去した後は、隙間が広がっているので、角度に注意して念入りに磨きました。
歯磨きに時間がかかるおかげで、家でのダラダラ飲みや間食は絶対にしなくなり、歯磨きダイエットの一石二鳥となったわけです。
3カ月に1度、替え歯ブラシ3本を送ってくるサブスク電動歯ブラシ GALLEIDO DENTAL MEMBERについては下の記事にまとめています。電動歯ブラシの良し悪しは、結果が物語る! 本当に使って良かったと思っています。