今年は冬の訪れが早く、11月初旬でダウンを着ている人もチラホラ。ドゥクラッセ(DoCLASSE )の3キロ痩せて見えるダウン、マジカルサーモコートの出番が来ました。めちゃ暖かいのに春秋コートに見えるおかげで、着られる期間が長いメリットがあります。
WITHコロナを意識して、去年とはラインナップが変わったのか、真っ先に登場したのは生地表面に抗ウイルス・抗菌加工を施した新マジカルサーモです。
仕事でもカジュアルな服装がOKになった今、私が欲しいのはモッズコート。米軍で使用されていた防寒用パーカー(M-51)のことを言うんですが、女性がボーイッシュに着るミリタリー風アウターとして人気があります。
ミドル丈よりもロング丈で風を切って歩きたくて、抗ウイルスではありませんが、「マジカルサーモ・フードコート/ロング」を購入しました。
ロング丈は2019年秋冬に加わったニューバージョンで、年を越したウインターセールで値下がりするのを待っていました。でも他のタイプが軒並みプライスダウンしていく中、この「マジカルサーモ・フードコート/ロング」の人気色は、正規値段のまま完売してしまったんです。ガックリきましたよ。
今期の抗ウイルス加工だと2,000円アップしますが、そうでない分だけ減額して14,900円。待ってました!と入手しました。
カラーはミリタリーらしいカーキではなく、シックに着られる一番人気のブラックをセレクト。ゴールドの金具が映えます。
後ろが長めのラウンドシルエットになっていて、女っぽい雰囲気です。ウエストと裾に通っているコードを絞ると、形を変えられるのも気に入りました。
パリやニューヨークのアーティストみたいに、ブラックのタートルニット、デニムパンツとコーデ。首がチクチクしないタートルニット「イタリア糸・アルパカ混タートルプルオーバー」と合わせると、期待通りのシルエットになりました。フードが大きめなので、ゴージャスに襟が開きます。
モッズコートは横から見たシルエット、後ろから見たシルエットが決まってなくちゃ。トレンチコートのように「たたずまい」が重要なのです。
裾のコードを絞ってみましょう。バルーンシルエットになって、女らしさがアップします。ファスナーは首元まで上げると、防寒になるだけでなく、ゴールドの金具がキラキラと映えます。
今年っぽい着こなしとして、中をニットとロングシャツのレイヤードに替えました。目が覚めるようなカラーのニットは、「イタリア糸・アルパカ混セーター」のオレンジ。パンツは「スーパーサーモ・テーパードパンツ」のブラックです。
白いシャツの裾を長めに出して、白のスニーカーを履くと、軽快なイメージになります。
「マジカルサーモ・フードコート/ロング」のサイズですが、若い方ならいちばん大きいサイズを着るんでしょうね。私の年齢だと大きすぎは野暮ったく見えるので、身長162cmでM/Lを選びました。セーターの袖口を見せて、動きを付けます。
自然光の下ではどう見えるかをチェックしました。紅葉が始まったばかりの季節でも、暑苦しくは見えません。冬になって背景が雪景色になっても、ぽかぽかのマジカルサーモなら大丈夫。
「何やってるにゃん?」と、愛猫の与六が部屋から出てきました。抱っこしたらブラックは毛だらけになりますが、手洗い可なのが助かります。モッズコートらしく、ヘビロテしてクタクタになるまで着倒すつもりですよ。