何歳になってもワクワクするのは、新しいコスメの封を開けたとき。お手入れの最後につける美容液がなくなったので、今度は天然オイルを試すことにしました。「300の病気を予防する奇跡の木」と呼ばれるモリンガから抽出したシードオイルです。クレオパトラが愛用し、真珠のような肌へ導くオイルとして知られています。
私が選んだのはスタイルストアのスタッフが試しに使って、すぐに肌のハリや保湿力に効果を実感したという「シエスタオイルセラム モリンガ」。敏感肌のための石鹸専門店「SAVON de SIESTA」の代表が「すごいオイル見つけた!!」と大絶賛したオイルだそうです。
シエスタオイルセラム モリンガ 4,400円
SAVON de SIESTAでも価格は同じですが、送料はスタイルストアのほうが安め。貯まったポイントを使って購入しました。
人の肌組成に近い成分を多く含んでいるモリンガ・シードオイルの原料はこちら。フィリピンのイロコスノルテ州で育ったモリンガの実です。殻を剥いて種子を取り出し、低温圧縮してオイルを抽出します。
同梱されていた説明書によると、モリンガに多く含まれている「ベヘン酸」という成分が、肌にパール感のある光沢を与えてくれるんだとか。高級ブランドの美容クリームに配合されるモリンガ・シードオイルが100%だなんて贅沢すぎます。
私が今回、美容液じゃなくて美容オイルを購入したのには理由があります。腎臓病になった愛猫を介護しているため、冷たい水をしょっちゅう使って、手指がガサガサになってしまったからです。
水道代が1.5倍に跳ね上がったのも痛いですが、荒れた指で顔を触るともっと痛い! 手と顔を同時に保湿できる優秀なコスメを探していたら、「シエスタオイルセラム モリンガ」が見つかりました。
使用方法は「化粧水や美容液でお肌を整えた後、2~3滴を手に取り、両手の平で温めてから、顔全体を包み込むようになじませます」。私はエイジングケア化粧水の「ナールスピュア」をつけ、肌の新陳代謝やコラーゲン生成を促進する「ヒトプラセンタジェル(Placentrex Gel)」で5分間パックした後、美容液なしで「シエスタオイルセラム モリンガ」をつけるケアを始めました。
スポイトで取って手のひらに垂らすと、無臭のトロリとしたオイルです。他の美容オイルに比べるとテクスチャーはちょっと硬め。20秒ほど両手を合わせて温めました。
頬にプッシュして馴染ませるとベタつきはなく、かと言ってサラリとしているのでもなく、肌のキメの中に浸透していきます。
美容液みたいにリッチなイメージはないので、最初の晩は物足りなく感じましたが、朝になって鏡を見たらビックリ。確かに真珠みたいな光沢が生まれているんです。洗顔するのがもったいないと思いました。
もっとビックリしたのは指先。下の画像はボトルを開封する前です。水仕事が続いて指先のガサガサがひどくなり、セーターを着るときに糸が引っかかるほどでした。
下の画像は「シエスタオイルセラム モリンガ」を使い始めて3日目。ガサガサが消えて、指先がしっとりツヤツヤしています。
人差し指に小さな傷がありますが、猫の皮下点滴をするときに誤って針を刺した痕です。モリンガはインドの伝統医学アーユルヴェーダで「薬箱の木」と呼ばれているので、試しに指の絆創膏を外してオイルを使ったところ、痛みが和らぎました。「ひび・あかぎれ」にも効きそうですね。
現在は基本的に朝晩のお手入れ時に使用。水仕事の後も指先が気になったら使用して、ついでに顔とリップ、首に広げています。
天気予報は晴れマークが続いて、空気がカラカラ。乾燥は肌老化を進ませる元凶なので、外出するときも「シエスタオイルセラム モリンガ」をバッグに入れて、肌の保護につとめています。ファンデの上から薄くつけると、艶のアップにも役立ちますよ。