細見え・高見えして、雨の日には泥跳ねが目立たないボトムス。最強は黒のパンツだと思います。最も出番が多い分、ショップでは真剣勝負でディティールをチェックするのですが、通販で画像を見て購入するときは悩みますよね。
ダメ元と思って買ったドゥクラッセ(DoCLASSE )の「ミラクルストレッチN・フレア/65cm」(ブラック)は、画像で見るより数倍もグレードが高い、感激のアイテムでした。
届いた実物を手に取って驚いたのは、素材の良さ。WEBサイトに表示されていたナイロン87%・ポリウレタン13%だけじゃ分からないのですが、マットでサラリとした感触、ストレッチの具合、厚みなど、パンツの人気ブランド Theory(セオリー)と遜色がないのです。
ゴムウエストでノーファスナーのパンツだと、フェイクがバレやすい前立て部分は、ドゥクラッセの他のパンツよりも精巧に出来ています。
前はフラットで、後ろにゴムが集約されたウエスト。メンズっぽいバックポケットが高い位置にあるのは、ヒップアップ効果があります。
何よりも気に入ったのは、センタープレスが入っていないフレアーパンツなこと。おじさんっぽくないシルエットでコーデがしやすく、足首が華奢に見えるメリットがあります。
このタイプのパンツは、スニーカーでカジュアルコーデするよりも、革靴を履いてハンサムガール風に仕上げたい。
ZARAのストライプシャツをウエストインして、艶のあるカーフのパンプスを履きました。ウエストがピタッと留まり、ますますTheoryの高級なパンツに似ています。
後ろから見たシルエット、サイドから見たヒップアップ具合も気に入りました。しかもフレアパンツにはO脚が目立ちにくいメリットがあります。
黒いパンツのモノトーンコーデは、深紅のカシミアストールを肩掛けすると、ラグジュアリーさが急上昇。
カジュアルなトップスとのコーデでも、このパンツには「きちんと感」のあるシューズを合わせたいです。
ドゥクラッセのヒットアイテム、「接結ストレッチ・フーデッドプルオーバー」(ダークパープル)には、エナメルのローファーを履きました。シューズの金具とマッチするよう、ネックには繊細なゴールドのアクセサリー、スタイルストア の「NAGAE+(ナガエプリュス)ラリエット」を下げました。
NAGAE+/TIN BREATH ラリエット 長方形(10×50)
そして、ブラックのボトムスに合わせる究極のトップスは白いTシャツ。エレガントなコーデにするため、ドゥクラッセTシャツ から選んだのは新作の「ドゥクラッセTシャツ・ペプラムボートネック」(ホワイト)です。
ホアキンぺラオのペンダントをアクセントに、シューズは白いエナメルミュールを履きました。裾がペプラムになっているTシャツには、スリムパンツよりもワイドパンツを履いたほうが、エレガントなイメージがアップします。
ことのほかシルエットと素材が気に入ったパンツなので、他の色も入手しようかと検討中。これからの季節、コーデの幅が広いライトグレーに注目しています。